2022年11月19日 作成
目次
はじめに
今年持ち株制度を利用して300株を元手に20万ほど儲けることが出来ました。
いくつかの幸運が重なったとはいえ、まさか自分が勤務する会社(以下弊社)の株でここまでの利益を上げられるとは夢にも思っても見ませんでした。
結構嬉しいのでブログにしたいと思い書きました。
弊社の持ち株制度
弊社の持ち株制度としては、
”毎月一定額(上限あり)を自動的に購入する。購入金額の10%を奨励金として会社から支払われる。”
というものです。
どういうことかというと、例えば毎月1万円の自社株を購入するとします。
そこに10%の奨励金=1000円が支給されて、最終的に毎月1万1000円分の自社株を購入することになります。
この奨励金制度が投資家目線で良いか悪いかですが、私はアリと判断して購入を続けています。
理由としては単純に「10%の援護射撃はデカイ」と考えるからです。
株で10%の利益を上げるのは大変です。
もちろん自社の株価自体が10%以上下げたら元も子もないです。
奨励金が5%とかだったら悩んだ挙句、やらなかったと思います。
5%なら普通に優良ETFを買ったほうが儲かりそうですからね。
儲かった内容
300株まとめて売ったのではなく、200株と100株を違う時期で売って儲けました。
200株と100株、それぞれでタイミング良く波に乗れた感じです。
200株で儲けた話
大人の事象で金額の部分は変えて記載しますが、初めの200株の平均購入金額は2000円でした。
その200株を握りしめている状態が続いている中で、たまたま会社の後輩から「ウチの株価が3000円近くまで一気に上がってますよ」と聞き、慌てて売る準備を始めました。
正直弊社の現状の業績・将来性から株価が3000円まで上がったのはかなり上出来と私は判断し、リモートワークにかこつけて証券会社に電話をしましました。
初めての自社株の売却だったのでインサイダーなどで引っ掛かりたくなかったこともあり、電話でかなり聞きました。
証券会社曰く「本人が経営状況が分かる経営陣に近い、または財務状況が分かる部門に所属していなければ、本人の好きなタイミングで売っても良い」とのことでした。
正直すぐには信じられなかったので何度も念押しして聞きました。
その後、無事に株価2900円ほどで売却することが出来ました。
売却益の20%が税金で取られるので、利益としては、
(2900円ー2000円)×200株×0.8=14万4000円 になります。
上出来です。
100株で儲けた話
200株で儲けた経験が良すぎたのか、次の100株が溜まってから(※)ちょくちょく弊社の株価を確認するようになりました。
(※)毎月数万円を購入しており、100株溜まるのには時間がかかります。
やはり私の予想通り、200株売った3000円付近を頭打ちに株価は低迷しました。
あらためて、抜群のタイミングで200株を売却できたと考えました。
次の100株に関しても3000円付近になったら売却しようと方針を決めました。
株価が低迷するなか待つこと数ケ月、勤務時間中に「そういえば最近弊社の株価見てなかったー」と思い確認したところ、なんと2900円になっているではありませんか。
さすがにびっくりしました。
理由は不明ですが直近1週間で急上昇してました。
その日、帰宅してすぐに売却手続きをしました。
100株の平均購入金額は2200円だったので、売却益の20%が税金を考慮すると、利益としては、
(2900円ー2200円)×100株×0.8=5万6000円 になります。
上出来です。
その後株価がどうなったかは見てませんが、たとえ3000円を大きく超えていて、結果的に売却タイミングが早すぎたとしても後悔はありません。
なぜならば、株価がこの先上がるのか下がるのかは誰にも分かりませんし、自分としては3000円が上限と判断し、狙い通り3000円付近で売却できたからです。
この先どうするのか
引き続き持ち株制度を利用して弊社の株は定期購入していくつもりです。
ただ、正直なところ、ずっと続けるのかどうかは迷ってます。
もし株価が3000円以上で推移する場合、月当たりの購入株数が下がり、100株溜まるのにさらに時間かかります。
最悪なのは、平均購入単価が高い状態(3000円近く)で100株溜まり、株価が2000円くらいで推移して売却タイミングを何年も逃すことです。
10%の奨励金があるとはいえ、損をする可能性も十分にあるので、きちんと自分の頭で考えながら、情報収集をしながら持ち株制度と付き合っていきたいと思います。
以上
貸株のメリット・デメリットをまとめています。
貸株で得た金利には確定申告が必要です。
約1000円で購入可能な日本高配当ETFがあります。