2022年1月9日 作成
ご自身の愛犬であるトイプードルが普段より多く睡眠を取っていたりしませんか？トイプードルは元々遊び好きな性格であるため、睡眠は良くするほうですが、それでも普段より長い場合は何らかの異常（要因）が考えられます。
本記事ではトイプードルが寝すぎている要因を6つまとめましたので、ぜひご参考にしてみてください。
目次
１．健康への懸念
健康上に何らかの異常がある場合、トイプードルを通常よりも長く眠る可能性があります。 トイプードルがいつもより長く寝ていることに気付いた場合は、動物病院に連れて行って診てもらうことが重要です。トイプードルの眠気の増加を引き起こす可能性のある健康上の懸念には、次のものがあります。
貧血
貧血は、体内に十分な健康な赤血球がない状態です。 赤血球は体の組織に酸素を運びます。 貧血はトイプードルを疲れさせ、眠くさせます。
甲状腺機能低下症
甲状腺(こうじょうせん)機能低下症は、甲状腺がホルモンのチロキシンを十分に産生しない状態です。 チロキシンは体の代謝を調節する役割があります。 甲状腺機能低下症は、トイプードルを疲れ果てて無気力にする可能性があります。
クッシング病
クッシング病は、副腎がホルモンのコルチゾールを過剰に産生する状態です。 コルチゾールは、体の代謝とストレス反応を調節するのに役立ちます。 クッシング病は、トイプードルを非常に疲れさせ、眠くさせます。
２．運動不足
トイプードルが普段より睡眠時間が長い可能性として、十分な運動をしていないことです。 トイプードルに十分な肉体的または精神的刺激が与えられていない場合に、それらを補うために普段以上に眠る可能性があります。
３．分離不安
分離不安症は、動物が飼い主から離れているときに発生する不安の一種です。 飼い主が動物を放っておくと、動物がある程度のストレスを経験することは珍しくありませんが、一部の動物では、このストレスが非常に深刻で、破壊的な行動、うつ病、さらには病気につながる可能性があります。トイプードルがいつもより多く眠っている場合は、分離不安を経験している可能性があります.
４．退屈
トイプードルがいつもより多く眠っている場合、トイプードルは退屈していて、より多くの刺激を必要としている可能性があります。 新しいおもちゃを追加したり、インタラクティブなゲームを一緒に遊んだりして、元気を出してあげましょう。
５．老化
最愛のトイプードルが晩年になると、眠りが深くなるかもしれません。 これは正常な状態であり、心配する必要はありません。
犬は年をとるにつれて、自然に活動的ではなくなります。 これは、彼らがそれほど多くのエネルギーを必要としておらず、より長い時間眠ります。
年配のトイプードルは日中に多くの昼寝をし、夜はより長く眠ることに気付くかもしれません。これはすべて自然な老化プロセスの一部であり、心配する必要はありません。
もちろん、トイプードルの行動や健康状態に他の変化が見られた場合は、念のため獣医師に相談することが勧められます。
６．薬
プードルをより眠らせる可能性のあるさまざまな薬があります。 トイプードルが何らかの薬を服用している場合、眠気を感じる可能性が高くなります。必要に応じて動物病院にて相談し、別の薬に切り替えるなど検討されるかもしれません.
自然な睡眠パターン
トイプードルは、毎日 14 時間から 18 時間の睡眠を含む自然な睡眠パターンがあります。 これは、トイプードルのすべての品種に共通です。 愛犬がいつもより寝ている場合は、糖尿病やがんなどの病状が原因である可能性もあります。 愛犬の睡眠パターンが気になる場合は、動物病院にご相談ください。
以上
