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ウィンブルドンのチケットが高すぎる理由とは?価格の仕組みを解説

チケット

 

目次

 

 

【一覧】ウィンブルドン チケット価格

チケット種類・座席 価格 説明

グラウンズパス

(一般入場券)

£30

=約5,700円

最も安くウィンブルドンを楽しめる。センターコートには入れないが外コートで熱戦や雰囲気は十分堪能できる。

センターコート

(通常チケット)

£240~£315

=約4.6~6万円

世界最高峰のテニスを間近で観戦できる。特に決勝戦は価格も注目度も高い。前方席はさらに高額になる。

No.1コート

(通常チケット)

£100~£150

=約1.9~2.9万円

センターコートに次ぐ規模でトップ選手の試合も多く組まれる。テニス好きにはコスパ良好な人気席。

ショーコート

(No.2~No.18)

£40~£60

=約0.8~1.1万円

外コートの中でも比較的観戦しやすい座席。実力派の若手やダブルスが見られる。

当日券

(ショーコート)

£10~£15

=約1,900~2,850円

「The Queue」に並べば入手可能な格安チケット。数に限りがあり、早朝から並ぶ必要がある。

ベンチャーチケット

(プレミアム席)

£800~£9,495

=約15.2~180万円

セレブや投資家向けの高級席。専用ラウンジやVIP待遇あり。決勝戦は特に高額。
ホスピタリティパッケージ

£900~£6,000以上

=約17~114万円

豪華な食事・ドリンク付きで観戦できる法人向けパッケージ。特別な体験を求める方向け。

参考:https://www.wimbledon.com/en_GB/atoz/ticket_prices.html

 

 

ウィンブルドンのチケットが「高すぎる」3つの理由

ウィンブルドンのチケットを調べたことがある人であれば誰もが一度は「こんなに高いの!?」と思ったかもしれません。

実際、センターコート決勝のチケットは数万円、VIP席ともなると100万円超えも普通です。

ここではウィンブルドンのチケットがこれほどまでに高騰する3つの理由をわかりやすく解説します。

 

【理由1】プレミア感・ステータスの高さ

ウィンブルドンはテニスの四大大会(グランドスラム)の中でも最も伝統と格式がある大会とされ、「観戦すること自体がステータス」とされています。

ウィンブルドンの特徴は芝生のコート、白を基調としたドレスコード、そしてセンターコートの緊張感になります。
ウィンブルドンはまさに「世界最高のテニス」が集まる場所であり「観に行く」こと自体が特別体験になっているのです。

このため公式チケットには需要が集中し価格が高くなります。

 

【理由2】転売市場での価格高騰

ウィンブルドンの一般チケットは公式抽選(バラット)や一部オンライン販売で入手できますが、当選倍率は非常に高く多くの人は正規ルートで買えません。

その結果、転売サイトでは、

 初期ラウンド:20万円〜40万円

 準々決勝以降:50万円〜100万円以上

という異常な価格でやり取りされることもあります。

こうした需給ギャップによる転売価格の高騰「高すぎる」と感じる大きな要因です。

 

【理由3】ロイヤルボックスや企業招待席の影響

ウィンブルドンには「ロイヤルボックス」と呼ばれる、王室関係者やVIP、著名人が利用する特別席があります。

さらに企業(スポンサー)向けに用意された(高額プレミアチケット)も多く存在します。

こうした「お金・地位・コネがある人向けの席」が全体の席数のかなりの割合を占めており、結果として一般観客が買えるチケットの供給が減る=価格が跳ね上がるという事態になっています。

 

 

チケット売り場

 

 

正規ルートで買う方法は?

「チケットが高すぎて観戦出来ない」と嘆く前に、まずは正規ルートでの入手方法を確認しましょう。
ここでは代表的な3つの方法を解説します。

 

【方法1】公式抽選(バラット)の概要

ウィンブルドン観戦を正規価格で基本的な方法は、「The Wimbledon Public Ballot(公式抽選)」です。

 

 抽選申込期間:例年10月〜11月頃(開催前年)

 応募方法:Wimbledon公式サイトから事前登録・エントリー

 結果通知:数ヶ月後に当選者へメール通知

 支払期限:当選後、期限内に支払えば購入確定

 

当たればセンターコートやNo.1コートの正規価格でチケットを購入できます。

倍率は高いですが、誰でも応募無料&転売禁止で安心というのが最大のメリットです。

 

【方法2】当日券が買える「The Queue」とは?

「抽選に外れた」「予定が急に空いた」という人には当日券が狙えるThe Queue(キュー)という方法もあります。

The Queueとは、当日朝に会場に並ぶことでグラウンズパスや一部ショーコート券を購入できる制度になります。

中でも1日中テニス漬けになれるグラウンズパス(外コート観戦券)はコスパ抜群です。

毎日数千枚が販売されますが、先着順のため徹夜で並ぶ猛者もいるようです。

 

【方法3】チケット転売は合法?注意点も

「もう正規ルートは無理かも…」という人が検討するのが転売サイトでの購入です。

ウィンブルドンでは一部のチケットのみ転売が合法ではありますが、一般チケットの転売は原則禁止(発覚すれば無効化される可能性あり)です。

利用するなら、公式が認める再販サイト(例:Ticketmaster Resale)や信頼できる業者のみとするのがベターです。

 

 

少しでも安く観戦するアイデア・節約術

ウィンブルドンは「世界最高峰の大会」のため観戦チケットの価格も世界最高峰です。

ここでは初めての人でも使える節約術やアイデアを2つ紹介します。

 

【アイデア1】外野席やサブコートを狙う

メインコート(センターコートやNo.1コート)のチケットは当然高額ですが、外コートは比較的お手頃価格で観戦可能です。

「有名選手が見たい」という欲を抑えれば、コスパ良くの観戦ができるエリアです。

 

【アイデア2】開幕初日や2週目後半を選ぶ

チケット価格は日程によって大きく変動します。

狙い目はこの2つになります。

開幕初日〜3日目:価格が最も安くグラウンズパスでも試合数が多い

大会2週目の後半(木〜金):人気選手は残っているものの観客数がやや落ち着くため値下がり傾向

あえて決勝戦などの休日試合ではなく平日を狙うことで節約も可能になります。

 

 

実際に行った人のコメント

「ずっと憧れていたウィンブルドン観戦。センターコートのいい席で観戦したいと思い、キューに並んでテント泊をしました。朝はとても冷えましたが、会場に入ったときの感動は忘れられません。」

https://4travel.jp/travelogue/11897655

 

「駅に降り立った段階からウィンブルドン一色。夢の国に来たような気持ちで、会場までの道中もワクワクが止まりませんでした。神聖な場所で選手が戦う姿に胸が高鳴りました。」

https://spice.eplus.jp/articles/289244

 

「大会初日、4時間並んでようやく会場に入れました。夏のロンドンは夜まで明るく、遅い時間でも試合を楽しめて大満足!」

https://www.japanjournals.com/travel/townwalk/9725-jul-wimbledon2017.html

 

 

まとめ

ウィンブルドンのチケット価格は外コートで約6,000円から決勝戦のVIP席では100万円超えまでと非常に幅広く設定されています。

特にセンターコートや企業向けパッケージは高額ですが、ウィンブルドンの格式・希少性・転売市場の影響が主な要因です。

しかし、公式抽選(バラット)や当日券「The Queue」を活用すれば、正規価格でチケットを入手するチャンスがあります。また観戦日や座席の工夫で大幅に節約することも可能です。

特にグラウンズパスや外コートのチケットはリーズナブルながらもウィンブルドンの雰囲気を十分に楽しめる「穴場」と言えます。

また、開幕初日や平日後半などの比較的空いている日を狙うのも有効です。

ウィンブルドンは一生に一度は訪れたい夢の舞台。

しっかり情報を集めて観戦を楽しんでください!

 

 

以上