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アメフトのスペシャルチームとは?米メディア3選【画像あり】

アメフトの試合の画像

 

アメフトは攻撃と守備がはっきりと分かれるスポーツであり、各チームは「攻撃チーム」と「守備チーム」を持ちます。

一方でいずれでもない「スペシャルチーム」という試合中のある特定のシーンで登場する専門チームがあることはご存じでしょうか?

スペシャルチームは試合時間とすると全体の20%を占めて、総得点の35%を上げることからその重要性が分かります。

ちなみに、アメリカのプロチーム(NFL)や大学チームはスペシャルチームのみに出る選手を抱えていますが、人数の少ない学生チームは攻撃/守備チームの選手が兼任するケースもあります。

本記事では米メディアが紹介する3つのスペシャルチームについて記載します。

 

スペシャルチーム

 

 

 

 

キックオフ

キックオフの画像

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アメフトの試合はキックオフで始まります。

前半、後半、得点後シーンで試合を開始、リセットするためです。

キックオフ時のスペシャルチーム(キックチーム)はキック側とキャッチ側それぞれにあります。

【キック側】

キッカー1人+他10人から構成されます。

キッカーはとにかくボールを遠くまで蹴り飛ばし、自分たちが少しでもエンドゾーンに近いエリアでプレーできるようにします。

他の10人はキャッチした相手選手に素早くタックルする役割を果たします。

【キャッチ側】

前衛ブロッカー5人+後衛ブロッカー4人+キャッチング2人から構成されます。

前衛ブロッカーはオフェンスラインマンやタイトエンドの選手があたり、キャッチ後の味方選手の走るルートを確保するために最前線で相手選手をブロックします。また、近くに蹴るオンサイドキックにも注意を払います。

後衛ブロッカーはキャッチ後の味方選手のリードブロッカーになり、走るルートを確保します。

キャッチング2人はワイドレシーバーやランニングバックがあたり、エンドゾーン付近に配置されます。どちらからキャッチしボールを運び、もう一人はリードブロッカーになります。

 

 

パント

パントの画像

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パントはキックと同じくボールを蹴り飛ばすシーンになりますが、目的が若干異なります。

パントは攻撃側がファーストダウンを獲得できなかったもしくは困難と予想される時に行われます。

キックの目的はゲーム開始時に大きく蹴り飛ばすことが主なのに対して、パントは攻撃側のその時々の場所から蹴ることになるので遠くに蹴り飛ばす以外の選択肢も出てきます。

パント時は中央に7人、サイドに2人、ボールを投げる人、パントする人から構成されます。

中央とサイドの2人はとにかくパントされたボール奪取(出来ればファーストダウンを獲得する)ために全力を尽くします。パント側の2人は作戦で狙った位置に蹴りこむことに専念します。

 

 

フィールドゴール/エクストラポイント

フィールドゴールの画像

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アメフトのフィールドゴールとエクストラポイントのスペシャルチームは通常は同じプレーで登場するため、今回は同じ項目としてます。

NFLフィールドゴールの多くは35~40ヤードまたはこれより近い位置で狙うと言われています。

ちなみに体が十分に出来ておらずキック力が足りないユース年代の場合はフィールドゴールを狙うことは少ないとも言われます。

ポジションは以下の通りです。

【攻撃側(キック側)】

ラインオブスクリメージに7人の選手を配置しキッカーを守ります。

両ワイドにも1人ずつ選手を配置し意外性のあるパスに備えたり、相手守備の人数を割きます。

残り2人はボールホルダーとキッカーになります。

【守備側】

11人中10人がラインオブスクリメージに配置され攻撃側のブロックに全力を尽くします。このうち2人は両ワイドに配置され、攻撃側の選手の守備に当たります。

残り1人はフリーマンとして自由に動き、キッカーに攻撃したり、意外性のあるパスカットの対処に当たります。

 

 

 

 

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