アメフトのポジションは、選手の個性や性格と密接に関連しています。
アメフトというスポーツは攻撃と守備が分かれており、各ポジションは職人的な専門的な役割があります。
このため各ポジションにはそれぞれ異なる特性が求められ、選手たちはその役割に適した性格を持っていることが重要です。
本記事では、アメフトの各ポジションとそれに対応する性格特性について米メディアで紹介された情報を元に紹介します。
自身の性格がどのポジションにマッチするかを見つけましょう。
クォーターバックに求められる性格は「リーダーシップ」と言われます。
クォーターバックはまさにチームの顔というべき存在であり、監督・GM・チームメートが求めるのはチームを引っ張ることです。また、会社でいうとCEOのように公の場でも落ち着きをみせて、賢く振舞うことが求められます。
オフェンシブラインマン
オフェンシブラインマンに求められる性格は「謙虚さ、寛大さ」と言われます。
オフェンシブラインマンの最大の仕事はチームで最も重要なポジションであるクォーターバックを守ることです。チームの汚れ仕事を引き受けて黙ってこなす、しかもタフに・意地悪に。このため見た目は大柄ですが心は大きく寛大な心を持つ人が向いています。
ディフェンシブラインマン
ディフェンシブラインマンに求められる性格は「頑固で短気」と言われます。
ディフェンシブラインマンは相手のオフェンスラインマンからの攻撃を受けたり、相手クォーターバックを追いかけたりと、ディフェンスのポジションながら攻撃的な性格が向いています。
ランニングバックに求められる性格は「野性さ」と言われます。
ランニングバックのキャリアは短命の傾向があり、試合中は常に攻撃を受ける立場にあります。このため、生きるか・死ぬかを争う、まるでサバンナの猛獣のような野性さが向いていると言われます。
レシーバー
レシーバーに求められる性格は「恐れ知らず」と言われます。
レシーバーのポジションはクォーターバックからのパスを受けるためにジャンプし、空中で姿勢を保つ必要があります。この無防備な状態で相手ディフェンスからの攻撃を受けることになります。このためレシーバーは恐れ知らずであり、また自信家であることも求められます。
キッカー
キッカーに求められる性格は「冷静さ」と言われます。
キッカーはどのような状況下においてもキックを決めることが出来る冷静さが必要なポジションです。また、過去を振り返らないことも重要です。キッカーは前のキックのことを気にすると目の前のキックに集中できないため、ある程度の物忘れも役立ちます。
ラインバッカー
ディフェンシブラインマンに求められる性格は「攻撃性と冷静さ」と言われます。
ラインバッカーは相手のランやパスを積極的にディフェンスするため攻撃的な性格が向ている一方で、ディフェンス全体のポジションの中で適切な位置取りをする冷静さ求められるポジションです。
ディフェンシブバック
ディフェンシブバックに求められる性格は「兄貴分」と言われます。
ディフェンシブバックは守備の最終防衛ラインとして他の誰かを助ける兄貴分の気質が求められます。また、ディフェンシブバックが弱腰と思われると相手攻撃陣からターゲットにされるため動じないメンタルが望まれます。