日本3大マラソンには諸説ありますが、本記事では東京マラソン、大阪マラソン、福岡国際マラソンを選出します。
これらのマラソン大会は日本のみならず世界のトップランナーも参加する大会であり、上位入賞者には賞金が付与されます。
このレベルのランナーになれば実業団所属もしくはプロランナーの場合が多く、賞金を得るのは当然とも言えるかもしれません。
本記事では東京マラソン、大阪マラソン、福岡国際マラソンの3大マラソン大会の賞金を比較していきます。
東京・大阪・福岡国際マラソンの賞金比較
東京 | 大阪 | 福岡国際 | |
---|---|---|---|
1位 | 1,100万円 | 660万円 | 600万円 |
2位 | 400万円 | 330万円 | 300万円 |
3位 | 200万円 | 165万円 | 100万円 |
4位 | 100万円 | 120万円 | - |
5位 | 75万円 | 90万円 | - |
6位 | 50万円 | 60万円 | - |
7位 | 40万円 | 45万円 | - |
8位 | 30万円 | 30万円 | - |
9位 | 20万円 | - | - |
10位 | 10万円 | - | - |
※各マラソン大会において開催年によって賞金は変わるため、あくまで参考比較です。
※東京マラソンには上位入賞に加えて記録ボーナスがあります(世界新記録:3,000万円、日本新記録:500万円、大会新記録:300万円)。大阪マラソン、福岡国際マラソンにも記録ボーナスがあると考えられますが、具体的な数字は確認されていません。
賞金面から見る各マラソン大会の特徴
- 東京マラソンは国内最高額の優勝賞金1,100万円、また10位まで入賞賞金が存在することなど充実した賞金体系を誇ります。さらに東京マラソンには最大3,000万円の記録ボーナスもあり、世界新記録を狙う場合は東京マラソンはうってつけです。
- 大阪マラソンは優勝賞金660万円と東京マラソンには金額面では劣るものの、4位~7位までは東京マラソンを上回る賞金体系です。このため見方によっては大阪マラソンのほうが賞金が手厚いとも言えます。
- 福岡国際マラソンは東京・大阪マラソンと比較すると賞金体系は劣っていると言わざるを得ません。しかし、福岡国際マラソンには東京・大阪マラソンにはない競技志向の特徴があります。それは「1950年に創設された日本屈指の伝統的な大会であること」「参加者は厳選されたトップランナーにみであり純粋な競技志向の大会であること」というものです。このため福岡国際マラソンは賞金よりもランナーの名誉を誇る大会とも捉えられます。
【参考】福岡国際マラソンへの出場方法
日本陸上競技連盟登録者
大会当日19歳以上
Aグループ:マラソン2時間27分以内
Bグループ:マラソン2時間35分以内
これら条件のうち上位記録保持者
まとめ
- 本記事では東京・大阪・福岡国際マラソンの賞金を比較しました。
- 金額面では東京マラソンが最も優れており、記録ボーナスもあります。
- 一方賞金のバランスの良さは大阪マラソンにも分があります。
- 福岡国際マラソンは賞金面では東京・大阪マラソンには劣りますが、純粋な競技面では上回っているとも言えます。
以上