NFL(アメフト)では同じフィールドで戦う選手でもポジションによって年俸に大きな差があります。
なぜクォーターバックは突出して高く、キッカーは比較的低いのか?
本記事では2025/2026シーズンの最新データからポジション別の最高額選手を画像と解説付きで紹介します。
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参考:Who Are The NFL's Highest-Paid Players at Each Position? | FOX Sports
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NFL(アメフト)年俸ランキング【2025/2026シーズン】【画像】【選手解説】
ポジション別 最高年俸 選手ランキング
- 9位 キッカー 9.6億円
- 8位 タイトエンド 28.7億円
- 7位 ランニングバック 30.9億円
- 6位 セーフティー 32.3億円
- 5位 オフェンシブタックル 42.2億円
- 4位 コーナーバック 45億円
- 3位 ワイドレシーバー 60.4億円
- 2位 ラインバッカー 61.5億円
- 1位 クォーターバック 90億円
9位 キッカー 9.6億円
ハリソン・バトカー
ハリソン・バトカーはジョージア工科大学から2017年ドラフト7巡目でカロライナ・パンサーズに入団、その後チーフスに移籍加入しました。正確無比なキック精度が持ち味で、「NFL史上最も正確なキッカーの一人」と評価されています。これまでにスーパーボウル制覇3回を経験し、スーパーボウルでの最長57ヤード成功や最多9本成功など複数の記録も樹立してます。
8位 タイトエンド 28.7億円
ジョージ・キトル
画像:https://www.celebritynetworth.com/
ジョージ・キトルは2017年からサンフランシスコ・49ersに所属するタイトエンドです。2018年には1,377ヤードで当時のタイトエンド史上最高のシーズン記録を樹立、計6度のプロボウル選出、2度のオールプロ入りとリーグ屈指の実力者となりました。強烈なブロックやリーダーシップ、WWE好きの個性的なキャラクターも人気の理由です。
7位 ランニングバック 30.9億円
セイクワン・バークリー
セイクワン・バークリーはペンステート大学時代から圧倒的な走力と万能ぶりで注目され、2018年ドラフト全体2位でニューヨーク・ジャイアンツに入りました。NFLデビュー年に新人王を獲得しました。イーグルス移籍初年度の2024年には歴代球団最多となる2,005ヤードを記録し、スーパーボウル制覇にも貢献しました。
6位 セーフティー 32.3億円
カービー・ジョセフ
カービー・ジョセフはイリノイ大学でオールアメリカンに選ばれ、2022年のNFLドラフト3巡でライオンズに指名されました。2024年シーズンはリーグ最多の9インターセプトを記録しました。鋭いカバレッジ技術と広い守備範囲が特徴で、タックル力も優れています。2025年にはセーフティーとしてNFL歴代最高額の契約を結び、チームの守備の中心として期待されています。
5位 オフェンシブタックル 42.2億円
トリスタン・ワーフス
トリスタン・ワーフスはタンパベイ・バッカニアーズのオフェンシブタックルす。アイオワ大学から2020年のNFLドラフト1巡目13位で指名されました。ルーキーイヤーから全16試合に出場し、わずか1サック許しただけでチームのスーパーボウル制覇に貢献。以降も安定したプレーで2021年から4年連続のプロボウル選出、オールプロファーストチーム選出を複数回達成。2024年には5年契約延長を結び、最高報酬のオフェンシブラインマンとなり、攻撃の要として揺るぎない地位を確立しています。
4位 コーナーバック 45億円
ソース・ガードナー
ソース・ガードナーはシンシナティ大学から2022年のNFLドラフトで全体4位でニューヨーク・ジェッツから指名されました。新人ながら全17試合に先発出場し、75タックル、2インターセプト、パスディフェンス20回でリーグトップを記録。ルーキーでNFL史上初となるファーストチームオールプロに選ばれ高い評価を受けました。
3位 ワイドレシーバー 60.4億円
ジャマール・チェイス
ジャマール・チェイスはルイジアナ州立大学では圧倒的な実力で全米王者に貢献し、2021年ドラフトで全体5位指名を受けてベンガルズに入りました。1年目から1試合266ヤードというNFLルーキー記録を樹立しました。2024年にはレシーブ三冠(レシーブ数・獲得ヤード・TD数)を達成し、2025年に4年1億6,100万ドルの巨額契約で「史上最高給WR」となりました。
2位 ラインバッカー 61.5億円
T・J・ワット
T・J・ワットはNFLピッツバーグ・スティーラーズのラインバッカーです。ウィスコンシン大学出身、2017年のNFLドラフト1巡目30位で指名されました。2021年には23サックでNFLシーズン記録タイを樹立し、同年NFL最優秀守備選手賞を獲得。キャリア109試合で100サックを達成し、NFL歴代2番目の速さという圧倒的な実績を持ちます。5度のチームMVP受賞、7度のプロボウル選出など数々の栄誉を誇り、ディフェンスのリーダーとして君臨します。
1位 クォーターバック 90億円
ダック・プレスコット
ダック・プレスコットはダラス・カウボーイズのクォーターバックで、2016年ドラフト4巡目で入団すると即チームの主力に成長しました。新人年にNFL最優秀新人攻撃選手賞を獲得し、以後3度のプロボウル選出、2023年にはNFLトップのパスタッチダウン数を記録しました。狂人なフィジカルとリーダーシップ、勝負所での強さ、そして失敗にも動じない精神力が特徴です。
以上