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サッカー日本代表監督で長期政権が続かない理由【考察】

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2021.7.25作成

近年のサッカー代表監督では、ドイツ代表のレーブ監督、フランスのデシャン監督、ポルトガルのサントス監督などが長期政権を築いており結果を残しています。

一方、日本代表は後述しますが最大でも4年と長期政権とは言えないのが実績です。

本記事ではサッカー日本代表の監督で長期政権がなぜないのか?ということについて私見を記載したいと思います。

何かのデータを元に記載するわけではなく、個人的な感覚・印象を元にした内容となるところをご容赦ください。

 

 

DAZN

 

 

サッカー日本代表歴代監督まとめ(フランスW杯以降)

①1997~1998年 岡田武史 1998年フランスW杯GL敗退

②1998~2002年 トルシエ 2002年日韓W杯ベスト16

③2002~2006年 ジーコ 2006年ドイツW杯GL敗退

④2006~2007年 オシム

⑤2007~2010年 岡田武史 2010年南アフリカW杯ベスト16

⑥2010~2014年 ザッケローニ 2014年ブラジルW杯GL敗退

⑦2014~2015年 アギーレ

⑧2015~2018年 ハリルホジッチ

⑨2018年    西野朗 2018年ロシアW杯ベスト16

⑩2018年~   森保一

 

 

 

■日本代表で長期政権がない理由の考察

【理由①】代表監督は明確な区切りがある

サッカー日本代表の場合はW杯という明確な区切りがあります(ヨーロッパの国の場合はユーロも区切りとなる場合あり)。

W杯は4年に1回なのでその4年間でメンバーと戦術を落とし込んで望んでいます。

結果が出なければ仕切り直しのため監督を変えていると思われます。

これは代表監督に限らずクラブの監督も同様です(クラブの場合は昇格・降格などがあるのでシーズン中でも次々変わりますが)。

 

【理由②】目に見える結果が出ていない

冒頭で示したドイツ代表のレーブ監督、フランスのデシャン監督、ポルトガルのサントス監督 にはW杯優勝やユーロ優勝など目に見える結果が残っています。

この成功をベースに継続することで長らく繁栄を望むことが目的となります。

しかし、毎年選手が補強できるクラブとは異なり、代表では限られた選択肢から世代交代をしなければなりませんが、ドイツ代表を見ているとそれも難しいようです。

日本代表の場合、W杯ベスト4くらいの結果が出れば続投するのではないでしょうか。

 

【理由③】監督のモチベーションが続かない

代表監督とはその国のサッカーの命運を決める立場です。

結果が出なければ国中から批判を浴びることになります。 

逆に結果が出ても、燃え尽き症候群のような状態になるのかもしれません。

もしかしたらサッカー協会自体からは続投のオファーを実は出していたけれど、監督側から拒否されていた、かもしれません。

 

 

■まとめ

いかがだったでしょうか。

サッカー日本代表監督で長期政権が続かない理由を3つ挙げました。

そもそも長期政権のメリットは監督交代によるメンバー・戦術の落とし込みの手間が省略でき、チームとしての完成度を上げることが一つとしてあります。

元々長期政権を覚悟するならば別ですが、やはりW杯で結果を出す、もしくは若手主体で臨んで内容が良かった、など明るい将来が見通せない限りは国民も納得しませんし、特に代表監督の場合は試合数も限られていることから中々難しいのではと思われます。

 

 

以上

 

 

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