2022年9月4日作成
2022年11月28日更新
イオン(8267)の株主優待は買い物金額に応じたキャッシュバックなどで個人投資家に人気の銘柄です。
そのイオンの株主優待を我が家では約1年前に取得し、日常の買い物で使い続けてきました。
本記事ではイオンの株主優待の内容を紹介し、実際に1年以上使用してみて感じたメリットとデメリットをまとめました。
本記事はイオンの株主優待を購入するか迷っている方に参考になると思います。
■イオンの株主優待とは
優待① 優待カード(オーナーズカード)によるキャッシュバック
対象店舗で優待カード(オーナーズカード)を提示して、現金/WAON/イオンクレジットカード(※)/イオン商品券/イオンギフトカードのいずれかで支払うと、半年に1回 保有株数に応じてキャッシュバックが得られます。
キャッシュバック率
100~499株:3%
500~999株:4%
1000~2999株:5%
3000株以上:7%
(※)クレジットカードでの支払いはイオンマークが入ったものが必要です。イオンマークが入っていないクレジットカード(例えば楽天カードや三井住友カードなど)で支払ってもキャッシュバックを受けられないので注意が必要。
優待② 毎月20日、30日の「お客様感謝デー」
優待カード(オーナーズカード)のキャッシュバックと併せて、「お客様感謝デーの5%割引特典」を同時に受け取ることが出来ます。
優待③ 会計時割引・優待料金得点
優待カード(オーナーズカード)を提示することでイオンイーハート、イオンシネマ・スポーツオーソリティ、イオンペットなどで割引を得ることが出来ます。
参考:株主優待制度 | 株式・債券情報 | 株主・投資家の皆さま | イオン株式会社
■我が家の利用方法
日常の買い物の支払い時に優待カード(オーナーズカード)を提示して、イオンクレジットカードで支払って、キャッシュバックを得ています。
イオンでは食料品から子どものオムツやミルクなど、日常に必要なものを購入しているので「キャッシュバックを得るために無理にイオンで買い物をしている」というわけではありません。
株主になった経緯としては、イオンで買い物をする中で、「イオンの株主優待をやらないのは損では?」となり、株主になりました。
話は脱線しますが、イオンに限らず株主優待を「使うことを目的にする」と本末転倒と考えています。
イオンの場合は、例えば近くに不便の無いスーパーがありながら、遠方にあるイオンにわざわざ時間をかけて株主優待を使うために買い物をする、ということです。
これをやるならば、高いイオンの株ではなく、他の優良株式を購入したほうが良いです。
■メリット
メリット① キャッシュバックを得られる
我が家は100株を保有しているので、日常の買い物をするだけで3%のキャッシュバックが得られます。
毎週最低5000円の食料品・生活必需品をイオンで買っているので、1ヶ月で2万円以上はイオンで買い物をしています。
つまり、20000円×3%=600円のキャッシュバックを1ヶ月で得ています。
1年にすると7200円を得ています。
必要な買い物をするだけで1万円弱を得られるのは大きいです。
メリット② WAONポイントが得られる
イオンのクレジットカードで支払いを行っているのでWAONポイントも併せて溜まってます。
還元率は0.5%(200円で1ポイント)と高いわけではありませんが、キャッシュバックと併せると3.5%の還元率になるので、非常に大きいです。
メリット③ もちろん配当金が得られる
イオンの株を持っているということは当然配当金も得られます。
配当利回りは過去10年間で約1~2%と高配当株とは言えませんが、キャッシュバックとWAONポイントと併せると高い還元率(5%前後)になります。
また、減配せずに数年に1回増配をしているも大きな魅力です。
■デメリット
デメリット① クレジットカードの制限
キャッシュバックを得るためには支払い方法の制限があります。
現金/WAON/イオンクレジットカード/イオン商品券/イオンギフトカードのいずれかでの支払いが必要になります。
株をやっている人であればクレジットカードでの支払いになるのが多いと思います。
普段からイオンクレジットカードをメインで使っていれば何も問題はありません。
しかし、そうでない場合、イオンクレジットカードを新たに取得する必要があります。
これは手間がかかりますし、使用するクレジットカードが分散されてしまいます。
我が家の場合はクレジットカードは楽天カードだったので、イオンクレジットカードを入手しました。
デメリット② キャピタルゲインを考慮すると損?
イオンの株価は10年チャートでみると一応右肩上がりではありますが、大きく上がったり下がったりしてます。
将来的に株価が下がり、キャッシュバック還元以上の損が出てしまうと、投資としては失敗となります。
イオンの株に限った話ではありませんが、購入するタイミングが重要と言えます。
(楽天証券より抜粋)
デメリット③ イオンが近くにない場合
今後引っ越しなどにより、近くにイオンがなく買い物をしなくなると優待カード(オーナーズカード)は役に立たなくなります。
イオンの株価自体に将来性や高い配当金を期待しないと考える場合は、優待が使えない以上、イオンの株を持ち続ける理由はなくなります。
■まとめ
本記事ではイオンの株主優待の内容の紹介と、我が家で1年間使用してみて感じたメリットとデメリットをまとめました。
普段の買い物からイオンを使っている場合は高い還元率を実現することが可能であります。
一方、株価の下落による損失やイオンで買い物をしなくなった場合のリスクなどがあります。
我が家も今後将来にわたってイオンの株を持ち続けるかは生活環境とも併せながら考えていく必要があります。
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