2023年3月8日 作成
目次
1.はじめに
バーレーンGPと言えば近年のF1のシーズン序盤に開催されるグランプリというイメージがあるかもしれません。
本記事ではそんなバーレーンGPが行われる「バーレーン・インターナショナル・サーキット」について基本情報から近くの観光情報まで、参考になる情報をまとめています。
2.バーレーン・インターナショナル・サーキットの基本情報
2-1.概要
バーレーン・インターナショナル・サーキットは、中東のバーレーン王国にあるサーキットで、2004年に開設されました。全長5.4㎞のコースには、15のターンがあり、最高速度は300㎞/hをゆうに超えます。このサーキットはFIA(国際自動車連盟)グレード1の承認を受けた、最高水準の安全性を備えたサーキットの1つです。また、シンガポールGPと併せて夜間開催(ナイトレース)が可能な照明設備を備えていることでも知られています。バーレーン・インターナショナル・サーキットは、年に1回F1グランプリを開催するほか、様々なレースイベントやコンサートなどのエンターテインメントイベントも開催されています。
2-2.歴史と特徴
バーレーン・インターナショナル・サーキットの歴史は、2002年にバーレーン政府がサーキット建設の計画を発表したことに始まります。建設は2003年に開始され、2004年に完成しました。F1グランプリの開催を目的として建設されたサーキットで、2004年4月にF1グランプリが初めて開催されました。
バーレーン・インターナショナル・サーキットの特徴は、高速セクションとテクニカルなセクションが組み合わされたコースデザインにあります。全長5.4㎞のコースには、15のターンがあり、複数のストレートがあります。また、最高速度300㎞/hを超える場所では、ターンで減速する必要があるため、ブレーキングポイントが非常に重要になります。
バーレーン・インターナショナル・サーキットは、夜間開催(ナイトレース)が可能な照明設備を備えているため、F1は夜間に開催されます。シンガポールGPと並んでこのナイトレースは世界中のF1ファンに愛されています。
また、サーキット周辺には、観客が滞在するための施設や、ショッピングモール、アミューズメント施設なども併設されています。これらの施設は、F1グランプリ開催期間中だけでなく、通年で観光客を呼び込むことに貢献しています。
2-3.バーレーン・インターナショナル・サーキットのコースマップ
3.バーレーン・インターナショナル・サーキットでのF1グランプリ
3-1.バーレーンGPの歴史と概要
初めてバーレーンGPが開催されたのは2004年でした。以来、毎年4月または3月下旬に行われており、ナイトレースとして知られています。これは、日中は高温となる砂漠地帯でのレースを、涼しい夜間に行うことで、ドライバーやマシンのパフォーマンスを最大限引き出すためのものです。(とは言いつつも十分に気温は高いのですが)
バーレーンGPは、グランプリカレンダーにおいて、中東地域で初めて開催されたF1レースでもあり、中東地域で最も長い歴史を持つレースの一つです。
バーレーン・グランプリは、近年はオーストラリアGPと並ぶシーズン開幕戦として知られており、多くのF1ファンが期待しています。レースウィークは、ファンエンターテイメントやコンサートなどのイベントも充実しており、バーレーンを訪れる観光客やファンにとって、素晴らしい体験を提供しています。
3-2.イベントチケットの購入方法
以下に示す通りいくつかの方法があります。
公式ウェブサイト(Homepage - Bahrain International Circuit)からチケットの購入が可能です。購入手順は、チケットを選択してカートに入れ、支払い方法を選択して購入手続きを完了するだけです。
また、公式代理店からの購入 日本国内の公式代理店を通じて、チケットを購入することができます。公式代理店は、チケットの販売だけでなく、ツアーパッケージの提供や現地でのサポートなども行っています。
一方で、現地でイベント開催期間中にチケットの現地販売も行われています。ただし、当日券は販売されないことが一般的なので、事前に購入することを勧められます。
上記の方法以外にも、各国の旅行会社や航空会社がツアーパッケージを提供している場合もありますので、ご自身に合った方法でチケットを購入してください。
4.バーレーン・インターナショナル・サーキット周辺情報
4-1.主な観光スポット
バーレーン・インターナショナル・サーキット周辺には、以下のような観光スポットがあります。
アル・アフダル古墳群:バーレーン最大の古墳群で、UNESCOの世界遺産に登録されています。
バーレーン国立博物館:バーレーンの歴史や文化を紹介する博物館で、美しい建築と展示内容が魅力です。
マナマスーク:バーレーン最大の屋内市場で、伝統的な品物から現代的な商品までさまざまなものが販売されています。
バブ・アル・バハレーン:バーレーン最古の居住地で、考古学的に重要な遺跡が残されています。
ラス・ラム半島:エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がる美しい半島で、ダイビングやスノーケリングが楽しめます。
4-2.周辺の交通アクセス方法
バーレーン・インターナショナル・サーキットへの交通アクセス方法は以下の通りです。
タクシー:バーレーン国内のどこからでもタクシーでサーキットにアクセスできます。タクシーは比較的安価であり、運転手は英語を話すことができます。
レンタカー:バーレーン国内には多数のレンタカー会社があり、レンタカーでサーキットにアクセスすることができます。レンタカーを借りるには、21歳以上で国際免許証を持っている必要があります。とはいえ、海外で車を運転するのはハードルが高いので、基本的には公共交通機関での移動が望ましいです。
バス:バーレーン国内には公共バスもあり、サーキットへのアクセスに利用することができます。バスは比較的安価ですが、本数は少なく、遅延する場合があります。
シャトルバス:F1レース期間中には、サーキット周辺から市内中心部やホテルなどへのシャトルバスが運行されます。利用するにはチケットを事前に購入する必要があります。
自家用車:サーキット周辺には駐車場がありますが、F1レース期間中は混雑が予想されるため、事前に駐車場の予約をしておくことをおすすめします。ただ、バーレーン国内に自身の車を持っている人はほぼいないとは思われます。
4-3.周辺のホテル・宿泊施設情報
バーレーン・インターナショナル・サーキット周辺には多くのホテルや宿泊施設があります。以下はその中からいくつかを紹介します。
ザ・リッツ・カールトン・バーレーン:サーキットから車で約10分の場所にある高級ホテル。広々とした客室や充実した設備が魅力。
セントレジス・アル・アーラ・バーレーン:サーキットから車で約15分の場所にある高級ホテル。海に面したロケーションで、リゾート気分を味わえる。
シェラトン・バーレーン・ホテル&リゾート:サーキットから車で約20分の場所にあるリゾートホテル。プールやビーチなどの施設が充実している。
プルマン・マニャーラ・バーレーン・シティーセンター:サーキットから車で約30分の場所にあるビジネスホテル。ショッピングモールに隣接しているため、買い物にも便利。
イビス・スタイルズ・マニャーラ・バーレーン:サーキットから車で約30分の場所にあるビジネスホテル。コスパが良く、清潔感のある客室が魅力。
なお、バーレーン・インターナショナル・サーキット周辺の宿泊施設はレース開催時には混雑が予想されるため、早めに予約することをおすすめします。
〇本記事画像参照元
画像:https://www.musco.com/wp-content/uploads/2019/04/bic_1200x600-1024x512.jpg
以上
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