2023/7/22 作成
はじめ
日本女子サッカー代表、いわゆる”なでしこジャパン”は世界でも結果を残すチームです。
特に2011年はW杯ドイツ大会では絶対王者のアメリカを決勝で破り優勝を果たして、”なでしこフィーバー”が起こりました。
本記事ではそんななでしこジャパンの歴代得点王をまとめています。
ちなみに現役選手も含まれているので更新される可能性は残されています。
1位はやはりあのレジェンド選手です。
では、歴史に名を残す選手を見ていきましょう!
同率9位 菅澤優衣香 29得点
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菅澤優衣香は2008年から国内リーグで活躍し、現在まで新潟→千葉→浦和の3クラブに所属し、いずれのクラブでも得点を量産しました。なでしこジャパンには2010年から選出されており、アジアカップやアジア大会優勝に貢献しました。
同率9位 阪口夢穂 29得点
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阪口夢穂はサッカー選手として2003年から2022年までの19年間プレーしました。最も在籍したクラブは日テレ・ベレーザで125試合42得点を挙げています。なでしこジャパンでは2006年から2018年までプレーして、2011年のW杯優勝メンバーでもあります。
同率9位 大竹奈美 29得点
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大竹奈美は現日テレ・ベレーザにて1989年から2001年までプレーしました。日本代表では46試合29得点と高い得点力を記録し、1996年にはアトランタオリンピックに出場しました。引退後は解説業やコーチ業に携わっています。
同率9位 高倉麻子 29得点
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高倉麻子は1984年から15年に渡り日本代表としてプレーし、2度のW杯(1991年中国大会、1995年大会スウェーデン大会)に出場しました。引退後は指導者の道に進み、2013年からアンダー世代の監督を務め、2016年から2021年になでしこジャパンの監督を務めW杯(2019年フランス大会)、オリンピック(2021年東京大会)に出場しました。
8位 木岡二葉 30得点
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木岡二葉は国内リーグは主に静岡のクラブでプレーし、日本代表としては1981年から1996年にプレーしました。アトランタオリンピック(1996年)にも出場、ドイツ戦で得点を挙げました(しあ自体は2-3で敗戦)。実はフリーキッカーでもありました。引退後は「女子サッカーFIFA親善大使」を務めるなど、女子サッカー普及に活動しています。
7位 大谷未央 30得点
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大谷未央はTASAKIペルーレFC(2008年に経営不振で解散)に所属し、リーグ戦180試合で150得点、4度の得点王(2001/2002/2003/2005年)になるなど日本を代表するストライカーでした。日本代表でも活躍しアテネオリンピック(2004年)にも出場しました。引退後は指導者の道に進み、2023年現在はレイラック滋賀FCレディースの監督を務めています。
6位 岩渕真奈 36得点
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岩渕真奈は2007年に日テレ・ベレーザからサッカー選手をスタートしました。その後は強豪チームを渡り歩き、ホッフェンハイム、バイエルン、INAC神戸、アストン・ヴィラ、アーセナル、そして2023年現在はトッテナムに所属しています。アーセナル→トッテナムの移籍をする猛者でもあります。日本代表でも3度のW杯、2度のオリンピックに出場など活躍を続けています。
5位 宮間あや 38得点
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岡山湯郷Belleのレジェンド、それが宮間あやです。デビューこそは日テレ・ベレーザですが、デビュー2年後には岡山湯郷Belleに移籍し、実に232試合110得点と16年に渡り中心選手であり続けました(途中2年間アメリカでプレー)。2011年W杯優勝メンバーでもあり、決勝では1G1A&PK成功と優勝に大きく貢献しました。引退後はサッカーイベント等に出演し、サッカーに携わっています。
4位 大野忍 40得点
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大野忍は1999年にサッカー選手になり、11年間日テレ・ベレーザに所属しました。日テレ・ベレーザでは196試合138得点と大活躍をしていましたが、チーム経営が傾いたため退団、その後複数のクラブでプレーをしました。2019年にノジマステラ神奈川相模原にて引退を発表し、引退後はWEリーグの複数のクラブでコーチを務めています。
3位 長峯かおり 49得点
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長峯かおりは1989~1998年にサッカー選手として活躍し、一時期はイタリアでもプレーしました。日本代表では64試合48得点と挙げており、W杯に2回出場(1991年中国大会、1995年スウェーデン大会)しています。現在はレナト女子スクールコーチを務めています。
2位 永里優季 58得点
永里 優季は日本女子サッカーを代表するFWです。2001~2009年に日テレ・ベレーザでプレーした後、活躍の場を海外に移しました(所属クラブは以下参照)。2012/2013シーズンにはトゥルビネ・ポツダム時代にブンデスリーガ得点王を獲得しています。日本代表でも多くの主要大会に出場し、2011年のW杯優勝メンバーです。
〇永里 優季 所属クラブ(海外)
トゥルビネ・ポツダム(ドイツ)
チェルシー(イングランド)
ヴォルフスブルク(ドイツ)
フランクフルト(ドイツ)
シカゴ・レッドスターズ(アメリカ)
ブリスベン・ロアー(オーストラリア)
レーシング・ルイビル(アメリカ)
1位 澤穂希 83得点
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説明不要の日本サッカー会のレジェンドです。アジア人唯一のバロンドール受賞者であり、日本代表として最多出場・最多得点を誇ります。優勝を果たしたW杯2011年ドイツ大会では決勝(アメリア戦)では延長後半12分に同点ゴールを挙げて、得点王&MVPの個人二冠を獲得しています。引退後の現在はサッカー第一線からは少し離れた生活を送っているようです。
まとめ
順位 | 選手 | ポジション | 得点数 |
---|---|---|---|
1 | 澤穂希 | MF | 83 |
2 | 永里優季 | FW | 58 |
3 | 長峯かおり | FW,MF | 49 |
4 | 大野忍 | FW,MF | 40 |
5 | 宮間あや | MF | 38 |
6 | 岩渕真奈 | FW,MF | 36 |
7 | 大谷未央 | FW,MF | 31 |
8 | 木岡二葉 | FW,MF | 30 |
9 | 高倉麻子 | MF | 29 |
9 | 大竹奈美 | FW | 29 |
9 | 阪口夢穂 | MF | 29 |
9 | 菅澤優衣香 | FW | 29 |
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