目次
はじめに
毎年、1月2日・3日に行われる箱根駅伝のスタート前、もしくはレースの中継中に流れるあの壮大なテーマ曲。日本全国の視聴者が耳にするあの曲は、多くの人々に「挑戦」と「感動」を感じさせます。
しかし、近年この箱根駅伝のテーマ曲が人気ゲーム『モンスターハンター』のテーマ曲に似ているということが話題になっています。
そこで本記事ではこれら2つの曲の概要と共通点について紹介したいと思います。
箱根駅伝のテーマ曲
曲名:Runner of the Spirit
作曲者:久石譲
箱根駅伝のテーマ曲はジブリ音楽で有名な久石譲氏が箱根駅伝のために2009年に作曲しています。ジブリ音楽はオーケストラ編成が多いですが、箱根駅伝のテーマ曲は久石譲氏初の吹奏楽の曲となっています。
曲は吹奏楽らしく金管楽器や打楽器が強調され、高揚感や緊迫感を感じることが出来ます。
モンハンのテーマ曲
曲名:英雄の証
作曲者:甲田雅人
モンスターハンターのテーマ曲は音楽家の甲田雅人氏が作曲しています。この曲は初代モンスターハンター(2004年発売)から使用されており、現在ではシリーズ全体のテーマ曲として広く認知されています。
ゲーム中ではオープニング・エンディング・最終決戦など重要な場面で流れることが多いです。また、各シリーズ毎にアレンジがされることも特徴です。東京オリンピック2020の開会式で選手入場曲の一つとして使用されたことも話題となりました。
似ていると言われる理由
では、なぜこれらの2つの曲が「似ている」と感じられるのでしょうか?
主な理由はとして
- メロディーラインの力強さ
- テンポとリズム
の2点が挙げられます。
メロディーラインはどちらの曲も雄大・壮大さを感じられることが特徴です。箱根駅伝は吹奏楽、モンスターハンターはオーケストラという違いはあるものの、いずれも金管楽器が前面に出るサウンドが共通しており、挑戦する選手は闘うキャラクターを鼓舞する高揚感を感じることが出来ます。
また、2曲とも速いテンポの中に力強いリズムが組み込まれています。そのテンポ・リズムにより聴く人に緊迫感を与えています。
聴き比べ
では実際に2つのテーマ曲を聴き比べて見ましょう。似ているという意見がある一方、いずれも素晴らしい曲であることは間違いありません。
まとめ
箱根駅伝のテーマ曲とモンスターハンターのテーマ曲はいずれもに聴く人々に勇気や感動を与える壮大な音楽です。
吹奏楽編成とオーケストラ編成という違いはあるものの、メロディラインの力強さやテンポ・リズムといった共通点から、似ていると感じられる場合があるかもしれません。
しかし、それぞれの舞台で輝く挑戦者たちを鼓舞し、リスナーに強い印象を残す音楽であることは間違いありません。
以上