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日本ボクシングファイトマネーの仕組みは?最新ランキングと併せて紹介!

ボクシングの入場シーン

 

目次

 

はじめに

ボクシングで活躍する選手は華やかであり大金を稼いでいるイメージがあります。

しかし、ボクシングは肉体的・金銭的に厳しい競技であるのが現実です。

本記事では日本のボクシングのファイトマネーの仕組みを紹介し、2024年最新のファイトマネーランキングを見ていきます。

 

 

ファイトマネーの仕組み

また、ファイトマネーとはボクサーが試合に出場することで得られるお金のことです。

ファイトマネーは大きく3つの収入源から構成されます。

ファイトマネーの収入源:

  • スポンサー収入:企業やボクシング興行団体
  • 放送権料:テレビ局やネットストリングサービス会社
  • チケット売り上げ

 

日本ボクシング界の場合、得られるファイトマネーはボクサーのランクによって変わります。

ボクサー毎のファイトマネー(1試合あたり):

  • 新人:3~4万円
  • 中堅:5~30万円
  • 上級:15~50万円
  • チャンピオンクラス:100万円以上

 

一般的にボクサーが1年間に出場できる試合は4試合程度と言われているため、ファイトマネーのみの年収は以下となります。

ボクサー毎のファイトマネー(年収):

  • 新人:12~16万円
  • 中堅:20~120万円
  • 上級:60~200万円
  • チャンピオンクラス:400万円以上

 

 

ファイトマネーのみで生計を立てられる?

上述の通り、日本ボクシングのボクサーがファイトマネーのみで生活するのは厳しいことが分かります。

またファイトマネーの一部(多くは1/3)は所属事務へ入るため、自身の手取りとしてはさらに低くなります。

加えて移動費・宿泊費などの必要経費も選手自身で持つ場合が多く、多くの選手がアルバイトなどで生活費を補填しています。

驚くべきことにチャンピオンクラスの選手でさえファイトマネーだけでは十分とは言えない点です。

ただし、このクラスになると個人スポンサーが付いている、テレビ出演や自身のブランド保有などファイトマネー以外の収入源を持っていることが多いです。

 

 

ボクサーグローブ

 

ボクサーのキャリアの長さ

これまで記載した通り、ファイトマネーのみで生計を立てるのは難しく、日本のボクサーはキャリアを構築しずらいと思われます。

大前提としてボクシングは怪我・成績によりキャリアが大きく変わりますが、一般的に20代前半でデビューして、30代前半まで現役を続けると言われます。

つまり、ボクサーキャリアは約10年間続くと言えます。

ファイトマネーの少なさ、怪我のリスクの高さを考慮するとアスリートとして10年続けられるのは結構凄いことではないでしょうか。

 

 

2024年最新のファイトマネーランキング

1位 井上尚弥

  • 1試合当たり10億円以上
  • 世界的な人気・実力を誇るため頭一つ抜けたファイトマネーとなっています。
  • またここまでくるとファイトマネーの取り分の交渉も有利に進められると思われます。

 

2位 村田諒太

  • 1試合当たり1億円以上
  • オリンピック金メダリストかつプロでも世界チャンピオンのため高いファイトマネーを得ています。

 

3位 田中恒成

  • 1試合当たり5,000万円以上
  • 若くして世界チャンピオンになったこともあり、注目度が高くファイトマネーも上がりやすいと思われます。

 

※ファイトマネーは確定的な情報は出ておらず、あくまで推測の域であることをご承知おきください。

 

 

おわりに

  • 日本ボクシング界のファイトマネーはボクサーによって変わりますが、チャンピオンクラスでもファイトマネーのみで生計を立てるのは難しいのが現実です。
  • 意外(?)にもファイトマネーの少なさに限らず、選手キャリアは10年程度と言われています。
  • 2024年最も高いファイトマネーはやはり井上尚弥選手であり、1試合あたり10億円程度と言われます。

 

 

以上