2022年2月5日作成
ヨーロッパサッカーの風物詩、冬の移籍市場がクローズしました。2021/2022シーズンは引き続きコロナ下で各クラブ予算が限られている中、100億円を超える移籍もありました。即戦力・将来への投資にむけてどの程度金額が動いたのか見ていきましょう。
なお、移籍金については以下の情報を参考にまとめました。
参考HP:https://www.transfermarkt.com/
レート:1ユーロ=131.92円(2022年2月5日現在)
1位 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ 8160万ユーロ(約107.5億円)
画像:https://www.juventus.com/jp/juventus-tv/first-team-men/dusan-vlahovic
補足:フィオレンティーナで大ブレイク中だったセルビア代表のヴラホヴィッチがついにユベントスに移籍しました。この冬の移籍はないのではと言われていた中だったので驚きです。
2位 フェラン・トーレス 5500万ユーロ(約72.4億円)
画像:https://www.marca.com/en/football/barcelona/2022/01/07/61d82b7946163f891c8b45ba.html
移籍前:マンチェスター・シティ ⇒ 移籍後:バルセロナ
補足:若くしてマンチェスター・シティに挑戦しましたが3シーズンで28試合と物足りないものでした。マンチェスター・シティとしては移籍金をしっかりとれて、バルセロナとしては期待のスペイン代表(しかもまだ21歳)獲得とお互いWinWinの移籍だったかもしれません。
3位 ルイス・ディアス 4500万ユーロ(約59.3億円)
画像:https://twitter.com/LFC/status/1489690228239618048/photo/1
補足:移籍が噂される、かつベテランの域に入るモハメド・サラーやサディオ・マネの代役を期待されます。即戦力級かつ将来を見据えた補強です。日本人として南野の立場はより苦しくなりますが頑張ってほしいです。
4位 ブルーノ・ギマランイス 4210万ユーロ(約55.4億円)
画像:https://www.lance.com.br/futebol-internacional/oficial-bruno-guimaraes-deixa-o-lyon-e-e-anunciado-pelo-newcastle.html
移籍前:リヨン ⇒ 移籍後:ニューカッスル・ユナイテッド
補足:サウジアラビアマネーで豊富なニューカッスルが最もお金を使って獲得したブルーノ・ギマランイス。ブラジル代表でも今後が期待される24歳の中盤のゲームメイカーです。
5位 リュカ・ディニュ 3000万ユーロ(約39.6億円)
画像:https://www.avfc.co.uk/news/2022/january/13/villa-announce-lucas-digne-signing/
補足:リュカ・ディニュはエバートンでレギュラーを張っていましたが、2021年12月にラファエル・ベニテス監督と衝突し干されているところ、スティーブン・ジェラード監督率いるアストン・ビラが引き抜きました。
6位 クリス・ウッド 3000万ユーロ(約39.6億円)
画像:https://www.nufc.co.uk/news/latest-news/newcastle-united-sign-chris-wood-from-burnley/
移籍前:バーンリー ⇒ 移籍後:ニューカッスル・ユナイテッド
補足:バーンリーで直近4シーズン2桁得点を挙げているNZ代表の長身FWをニューカッスルが獲得しました。
7位 ヴィタリー・マイコレンコ 2350万ユーロ(約31.0億円)
画像:https://www.skysports.com/football/news/11671/12507047/everton-complete-vitalii-mykolenko-transfer-from-dynamo-kiev-for-undisclosed-fee
補足:リュカ・ディニュの放出に伴ってか、同じ左サイドバックのウクライナ代表ヴィタリー・マイコレンコを獲得。エバートンは監督にランパードを据えるなどこの冬の話題が多いクラブです。
8位 ユーリ・アウベルト 2000万ユーロ(約26.4億円)
画像:https://ge.globo.com/futebol/futebol-internacional/futebol-russo/noticia/tropa-do-zenit-yuri-alberto-e-anunciado-em-video-de-funk-estrelado-por-jogadores-brasileiros-do-clube.ghtml
移籍前:インテルナシオナル ⇒ 移籍後:ゼニト
補足:ブラジルからまた一人の若手がヨーロッパへ渡りました。ユーリ・アウベルトは20歳のFWです。ロシアで結果を残して、5大リーグへステップアップするか注目しましょう。
9位 ロドリゴ・ベンタンクール 1900万ユーロ(約25.1億円)
画像:https://twitter.com/SpursOfficial/status/1489564642661650444/photo/2
補足:ベンタンクールはユベントスで3回のセリエA優勝に貢献しましたが、レギュラーとは言い切れない状況の中、新たにプレミアリーグ挑戦の道を選びました。24歳と若く体格も恵まれている(187㎝72㎏)のでトッテナムでの活躍できるか見ていきましょう。
10位 フリアン・アルバレス 1700万ユーロ(約22.4億円)
画像:https://twitter.com/Alvarezology/status/1488168590197112852/photo/1
移籍前:リーベル・プレート ⇒ 移籍後:マンチェスター・シティ
補足:22歳のアルゼンチンFWを2022年1月に獲得しましたが、2022年7月まではレンタル移籍という形でリーベル・プレートに残るそうです。マンチェスター・シティとしても将来への投資が目的だと推測されるので、引き続きリーベル・プレートで経験を積ませるのでしょう。
まとめ
順位 | 選手名 | 移籍前 | 移籍後 | 移籍金 |
---|---|---|---|---|
1位 | ドゥシャン・ヴラホヴィッチ | フィオレンティーナ | ユベントス | 8160万ユーロ |
2位 | フェラン・トーレス | マンチェスター・シティ | バルセロナ | 5500万ユーロ |
3位 | ルイス・ディアス | FCポルト | リバプール | 4500万ユーロ |
4位 | ブルーノ・ギマランイス | リヨン | ニューカッスル・ユナイテッド | 4210万ユーロ |
5位 | リュカ・ディニュ | エバートン | アストン・ビラ | 3000万ユーロ |
6位 | クリス・ウッド | バーンリー | ニューカッスル・ユナイテッド | 3000万ユーロ |
7位 | ヴィタリー・マイコレンコ | ディナモ・キエフ | エバートン | 2350万ユーロ |
8位 | ユーリ・アウベルト | インテルナシオナル | ゼニト | 2000万ユーロ |
9位 | ロドリゴ・ベンタンクール | ユベントス | トッテナム | 1900万ユーロ |
10位 | フリアン・アルバレス | リーベル・プレート | マンチェスター・シティ | 1700万ユーロ |
以上