2022年6月18日 作成
■はじめに
本記事では2009年以降チャンピオンズリーグ(CL)の歴代得点王TOP3をまとめてみました。
多くのゴールを演出してきた名選手をあらためて確認しましょう。
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■2021/2022シーズン (優勝:レアル・マドリード)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | カリム・ベンゼマ | 15 | レアル・マドリード |
2位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 13 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | セバスティアン・ハラー | 11 | アヤックス |
画像:https://sportsaxle.com/karim-benzema-debut-teams-net-worth-goals-and-records/
カリム・ベンゼマはこのシーズン、チャンピオンズリーグ12試合出場し、トップとなる15得点を挙げてレアル・マドリードの優勝に貢献しました。ベストイレブンにも当然入り、ベンゼマ個人としては何と5回目の優勝経験となりました。ベンゼマはブラジルの若き至宝 ヴィニシウスと強力なコンビを組み、ラ・リーガも優勝しています。
■2020/2021シーズン (優勝:チェルシー)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | アーリング・ハーランド | 10 | ドルトムント |
2位 | キリアン・エムバペ | 8 | パリ・サンジェルマン |
3位 | ネイマール | 6 | パリ・サンジェルマン |
3位 | オリヴィエ・ジルー | 6 | ACミラン |
3位 | マーカス・ラッシュフォード | 6 | マンチェスター・ユナイテッド |
3位 | カリム・ベンゼマ | 6 | レアル・マドリード |
3位 | アルバロ・モラタ | 6 | ユヴェントス |
3位 | モハメド・サラー | 6 | リヴァプール |
3位 | ユセフ・エン=ネシリ | 6 | セビージャ |
ノルウェー代表のアーリング・ハーランドのドルトムント時代の活躍です。ネイマール、エムバペという名立たる選手を抑えてのCL得点ランキング1位です。ブンデスリーガではバイエルンに優勝を譲りましたが、ポカール決勝(国内カップ戦)は2得点を挙げて優勝に貢献しました。実は父親も元サッカー選手で、1994年W杯にノルウェー代表として出場したアルフ・インゲ・ハーランドです。
■2019/2020シーズン (優勝:バイエルン・ミュンヘン)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 15 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | アーリング・ハーランド | 10 | ドルトムント |
3位 | セルジュ・ニャブリ | 9 | バイエルン・ミュンヘン |
画像:https://www.90min.com/posts/robert-lewandowski-champions-league-goals-2019-20-season-ranked
2010年代最後のチャンピオンズリーグの得点王となったのはポーランドが誇る大ストライカー ロベルト・レヴァンドフスキです。2010年代はどうしてもクリスティアーノ・ロナウドとメッシの時代というイメージが強いですが、この二人に次いで多く得点をしたのはレヴァンドフスキです。また、このシーズンはブンデスリーガ新記録となる11試合連続得点を記録しました。
■2018/2019シーズン (優勝:リヴァプール)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | リオネル・メッシ | 12 | バルセロナ |
2位 | ドゥシャン・タディッチ | 9 | アヤックス |
3位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 8 | バイエルン・ミュンヘン |
優勝こそはリヴァプールに譲りましたが、個人として得点王を獲得したのはメッシです。このシーズンは10月に3週間の離脱(骨折)があったものの、得点を量産するのはさすがの一言。チャンピオンズリーグだけでなく、ラ・リーガでも得点王(通算6度目)を獲得しています。
■2017/2018シーズン (優勝:レアル・マドリード)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 15 | レアル・マドリード |
2位 | ロベルト・フィルミーノ | 11 | リヴァプール |
2位 | モハメド・サラー | 11 | リヴァプール |
3位 | サディオ・マネ | 10 | リヴァプール |
3位 | ウィサム・ベン・イェデル | 10 | セビージャ |
画像:https://twitter.com/realmadridjapan/status/1000509713904226305
2017/2018シーズンのチャンピオンズリーグはレアル・マドリードが3年連続で優勝を決めています。果たしてこの先、3年連続優勝を超えるクラブが現れるのか、それくらい偉大な記録です。そんなクラブのエースがクリスティアーノ・ロナウドです。2009年にマンチェスター・ユナイテッドから加入してからレアル・マドリードに数多くのタイトルをもたらしましたが、2018年夏にユベントスに移籍してしまいました。
■2016/2017シーズン (優勝:レアル・マドリード)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 12 | レアル・マドリード |
2位 | リオネル・メッシ | 11 | バルセロナ |
3位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 8 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | セルヒオ・アグエロ | 8 | マンチェスター・シティ |
3位 | エディンソン・カバーニ | 8 | パリ・サンジェルマン |
画像:https://www.premierleague.com/news/106841
モナコに敗れてベスト16に留まったマンチェスター・シティから、元アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロが得点ランキング3位に入りました。このシーズンから背番号を10に変更して名実ともにチームのエースであり、プレミアリーグを代表する万能ストライカーでした。
また、レアル・マドリードはこれまでどのクラブも達成することの出来なかった2年連続のチャンピオンズリーグ優勝を達成しています。
■2015/2016シーズン (優勝:レアル・マドリード)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 16 | レアル・マドリード |
2位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 9 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | エラン・ザハヴィ | 8 | マッカビ・テルアビブ |
3位 | ルイス・スアレス | 8 | バルセロナ |
3位 | トーマス・ミュラー | 8 | バイエルン・ミュンヘン |
画像:https://www.maccabi-tlv.co.il/en/2016/06/voted-eran-zahavi-201516-player-season/
イスラエル代表のエラン・ザハヴィはイスラエルのテルアビブを本拠地に持つマッカビ・テルアビブの選手です。マッカビ・テルアビブはイスラエルのリーグおよびカップ戦で最多優勝を誇る名門であり、ザハヴィは2013-2016年に在籍し98得点を挙げています。2016年の退団後は中国の広州富力、オランダのPSVアイントフォーヘンで活躍しています。
■2014/2015シーズン (優勝:バルセロナ)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ネイマール | 10 | バルセロナ |
1位 | リオネル・メッシ | 10 | バルセロナ |
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 10 | レアル・マドリード |
2位 | ルイス・アドリアーノ | 9 | シャフタール・ドネツク |
3位 | ダヴィト・ラファタ | 8 | スパルタ・プラハ |
3位 | ジャクソン・マルティネス | 8 | ポルト |
画像:https://genius.com/Neymar-neymar-2014-15-goals-all-competitions-annotated
優勝したバルセロナからネイマールとメッシの両エースがそろって得点王になりました。2014/2015シーズンのバルセロナはここにスアレスを加えたMSN(メッシ・スアレス・ネイマール)の3トップの破壊力が抜群で、ラ・リーガとコパ・デル・レイも優勝しました。
■2013/2014シーズン (優勝:レアル・マドリード)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 17 | レアル・マドリード |
2位 | ズラタン・イブラヒモビッチ | 10 | パリ・サンジェルマン |
3位 | ジエゴ・コスタ | 8 | アトレティコ・マドリード |
3位 | リオネル・メッシ | 8 | バルセロナ |
画像:Bayer Leverkusen - PSG (0-4) : "Pour remettre Zlatan en question, il fallait oser" - Eurosport
パリ・サンジェルマンはイブラヒモビッチにとって7つ目のクラブです。プロデビューを飾ったマルメ(スウェーデン)⇒アヤックス⇒ユヴェントス⇒インテル⇒バルセロナ⇒ミラン⇒パリ・サンジェルマンの流れです。アヤックス以降順調にステップアップ&ビッグクラブで活躍し続けるのは、バルセロナのみで輝きを見せるメッシとは対照的な印象です。
■2012/2013シーズン (優勝:バイエルン・ミュンヘン)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | 12 | レアル・マドリード |
2位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | 10 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | ブラク・ユルマズ | 8 | ガラタサライ |
3位 | トーマス・ミュラー | 8 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | リオネル・メッシ | 8 | バルセロナ |
画像:https://beinsports.com.tr/haber/burak-100ler-kulubunde
トルコ代表のブラク・ユルマズは2022年のプロデビュー以降主にトルコのクラブで活躍した選手です。中でも2012-2016年に在籍したトルコの強豪ガラタサライでは105試合65得点と大活躍し、3度のリーグ優勝を果たしました。チャンピオンズリーグでも2012/2013シーズンに得点ランキング3位に入る8得点を挙げて、チームのベスト8入りに貢献しました。
■2011/2012シーズン (優勝:チェルシー)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | リオネル・メッシ | 14 | バルセロナ |
2位 | マリオ・ゴメス | 13 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | クリスティアーノ・ロナウド | 10 | レアル・マドリード |
画像:https://sportmob.com/en/article/945176-Mario-Gomez-Biography
スーパーマリオのあだ名を持つ元ドイツ代表のマリオ・ゴメスが2011/2012シーズンの得点ランキング2位に入りました。バイエルンには2009-2013年に在籍し、トーマス・ミュラーやマリオ・マンジュキッチなどとレギュラー争いを繰り広げました。なお、2020年の引退後の現在はレッドブルグループの国際テクニカルディレクターを務めています。
■2010/2011シーズン (優勝:バルセロナ)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | リオネル・メッシ | 12 | バルセロナ |
2位 | クレオ | 10 | パルチザン |
3位 | マリオ・ゴメス | 8 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | サミュエル・エトー | 8 | インテル・ミラノ |
画像:https://www.facebook.com/Cleverson-Gabriel-Cordova-CLEO-65995363482963/photos/165995760149590
ブラジル人FWのクレオはヨーロッパではセルビアのライバルクラブであるレッドスターとパルチザンの両クラブに所属した珍しい選手です。パルチザンでは3シーズン在籍し、2009/2010シーズンはリーグ優勝に貢献しました。また、2013年は柏レイソルにてJリーグでもプレーしました。
■2009/2010シーズン (優勝:インテル・ミラノ)
順位 | 選手名 | 得点数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | リオネル・メッシ | 8 | バルセロナ |
2位 | リサンドロ・ロペス | 7 | リヨン |
2位 | イヴィツァ・オリッチ | 7 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | クリスティアーノ・ロナウド | 7 | レアル・マドリード |
3位 | ディエゴ・ミリート | 6 | インテル・ミラノ |
画像:https://www.listal.com/viewimage/1472656
元アルゼンチン代表のリサンドロ・ロペスは2009年にFCポルト(ポルトガル)からリヨン(フランス)に移籍しました。リヨンとしてはこの年にレアル・マドリードに移籍したカリム・ベンゼマの後釜として期待しての獲得でした。最終的にリサンドロ・ロペスはリヨンに4シーズン在籍し、このうち2009/2010シーズンのチャンピオンズリーグでは得点ランキング2位に入りチームのベスト4入りに貢献しました。
以上
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