2023年3月9日 作成
目次
1. アルバート・パーク・サーキットとは?
1-1. 概要と歴史
- アルバート・パーク・サーキットは、オーストラリアの主要都市であるメルボルンにあるサーキットです。F1のオーストラリアGPなど、多くのモータースポーツイベントが開催されることで知られています。
- 元々はメルボルンの公園「アルバート・パーク」内にあったテニスコートを改造して作られました。初めてレースが開催されたのは、1953年で、その後数多くのレースイベントが開催されるようになりました。
- F1のレース開催に関しては、1993年にサーキットを大幅に改修することで対応可能になりました。そしてついに1996年からはF1のオーストラリアGPの開催地となり、現在まで開催がされています。
- またF1以外にも、スーパーカーレースやV8スーパーカー、MotoGPなど、様々なレースイベントが開催されています。
- このようにアルバート・パーク・サーキットは世界中から多くのレースファンが訪れる人気のサーキットとなっています。
1-2. コースレイアウト
2. 開催されるレース
2-1. F1オーストラリアGP
F1オーストラリアGPは毎年3月にオーストラリアのメルボルンで開催されてます。
- F1オーストラリアGPは、F1のシーズン開幕戦または序盤戦として知られており、世界中のF1ファンにとって注目のイベントとなっています。
- オーストラリアGPは、アルバート・パーク・サーキットで行われます。サーキットの特徴としては、速いストレートやタイトなコーナーが多く、ドライバーたちにとってもテクニカルなコースとなっています。
- レースウィークは、金曜日と土曜日にフリー走行と予選が行われます。そして、日曜日にメインレース(決勝)が開催されます。
- F1オーストラリアGPは、過去にも多くのドラマや展開があり、予想外の勝利が飛び出すこともしばしばです。また、現地のファンたちの熱狂的な応援もこのレースの魅力のひとつです。
2-2. その他のレースやイベント
F1以外にも様々なレースが開催されます。
- 例えば、スーパーカー選手権や、ポルシェ・カレラカップ・オーストラリアなどのプロのワンメイクカップレースがあります。また、オーストラリア・フォーミュラ4や、トヨタ・86レーシングシリーズといった若手ドライバーの育成を目的としたジュニアシリーズも開催されています。
- さらに、オーストラリアンGT選手権や、TCRオーストラリア、そしてビンテージ・レーシングなど、様々なカテゴリーのレースが行われるため、幅広い層のファンが楽しむことが出来るのも特徴です。また、モータースポーツイベント以外にも、音楽フェスティバルや、フードイベントなど、様々なイベントも開催される場所としても知られています。
3. アルバート・パーク・サーキットのチケット情報
3-1. チケットの種類と価格帯
レースイベントには様々なチケットが用意されています。
- まず、最も一般的なチケットは、レースの観戦ができる一般入場券です。これには、会場内の観戦エリアに入場することができますが、座席は指定されていません。一般入場券の価格帯は、レースイベントによって異なりますが、1日チケットであれば50〜100オーストラリアドル程度が一般的です。
(※)1オーストラリアドル=80~100円
- また、指定された席で観戦できるグランドスタンド席もあります。グランドスタンド席には、一般的なグランドスタンド席から、VIP席まで様々な種類があります。グランドスタンド席の価格帯は、一般入場券よりも高くなることが多く、150〜300オーストラリアドル程度です。
- さらに、レースイベントによっては、パドックパスやピットウォークといったアクセス権限が付いたVIPチケットも用意されています。VIPチケットの価格帯は、数百から数千オーストラリアドルが必要でイベントによってはさらに高額なものもあります。
- なお、チケットの詳細や価格については、公式サイトやチケット販売サイトで確認することをおすすめします。また、イベント開催前にはチケットが売り切れることもあるため、早めに購入することが必要です
3-2. 入場方法
チケットの購入後は事前にアルバート・パーク・サーキットへの入場方法についても確認する必要があります。以下に一般的な入場方法を示します。
- 入場ゲート:入場ゲートでは、チケットの確認、セキュリティーチェック、バッグのチェックが行われます。必要に応じて、チケットに記載されている入場ゲートを確認してください。
- 入場時の注意点:アルバート・パーク・サーキットでは、持ち込み可能なものや禁止事項があります。例えば、ガラス製の容器や金属製のカトラリー、火気、酒類、ペットなどは持ち込みが禁止されています。
3-3. アクセス情報
- 公共交通機関を利用する場合
電車:メルボルン市内から、グレン・ワバーン線またはサンベリー線に乗り、フラグスタッフ駅またはサザン・クロス駅でアルバート・パーク駅に乗り換え、徒歩約10分で到着します。 - バス:市内からシャトルバスが運行されており、詳細は公式ウェブサイトを確認が必要になります。
4.アルバート・パーク・サーキットでの楽しみ方と注意点
4-1. 観戦のポイントとおすすめスポット
アルバート・パーク・サーキットでの観戦のポイントやおすすめスポットは以下のようになります。
- ファンゾーン:アルバート・パーク・サーキットには、ファンゾーンが設置されています。ファンゾーンには、グランドスタンドやスクリーンがあり、レースを観戦しながらリラックスすることができます。
- フォーメーションラップ:フォーメーションラップは、レース前に選手がコースを一周するイベントです。このとき、選手たちがコースを走り抜ける姿は迫力があり、注目されるポイントの一つです。
- ハイスピードターン:アルバート・パーク・サーキットには、高速でターンをするセクションがあり、ターンでの車両の動きや音は、レースの見どころの一つです。
- グランドスタンド:アルバート・パーク・サーキットには、各所にグランドスタンドが設置されています。グランドスタンドからは、ピットレーンやメインストレートが見渡せ、レースをより臨場感たっぷりで観戦することができます。
- ピットウォーク:ピットウォークでは、一般の人々がピットに入ることができます。ここでは、チームのエンジニアやドライバーたちが作業をしている姿を見ることができ、興奮を感じることができます。
- パドッククラブ:パドッククラブでは、選手たちの移動を見ることができ、テーブルや飲み物が用意されているので、レースを快適に観戦することができます。
4-2.持ち物
- チケット:入場に必要なので必ず持参しましょう。また、場合によっては予約確認書や身分証明書が必要な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
日除け用品:オーストラリアは日差しが強いため、日焼け止め、帽子、サングラス、長袖シャツなどの日除け用品を用意が望まれます。 - 雨具:オーストラリアは天気が変わりやすいため、雨具を用意しておくことをおすすめします。レインコートや折りたたみ傘など、持ち運びに便利なものがおすすめです。
- 飲食:会場内には飲食店もありますが、混雑している場合があるため、必要に応じて水筒やおにぎりなどの持参をおすすめします。ただし、会場内によっては飲食物の持ち込みが禁止されている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
- 撮影:レースの写真を撮ったり、SNSに投稿したりするために、カメラやスマートフォンを持参することをおすすめします。ただし、一部のスタンドでは三脚の使用が禁止されている場合があるので、事前に確認しておきましょう。
- 軽い椅子やクッション:長時間の観戦で疲れたり、座席がない場合には軽い椅子やクッションを持参することをおすすめします。ただし、会場によっては持ち込みが禁止されている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
- その他:現金、カード、スマートフォンなど、必要なものは事前に確認しておきましょう。また、身体の不調や怪我を防ぐために、絆創膏や痛み止め、虫除けスプレーなどの応急処置用品も持参することをおすすめします。
4-3. 観戦やイベントに関する注意点
- 日差し対策が必要です。 オーストラリアは南半球に位置しているため、日本とは季節が逆転しています。F1オーストラリアGPが開催される3月は季節では夏~秋に近く、日差しが強くなりやすい時期です。紫外線対策をするために帽子やサングラス、日焼け止めを使用しましょう。
- レース開始時間を把握しましょう。 オーストラリアと日本との時差が少ないため、F1オーストラリアGPのレース開始時間は日本時間では15時前後になります。スケジュールを確認して、レース開始時間を把握しておきましょう。
- 交通手段を確認しましょう。 オーストラリアは広大な国土を持ち、オーストラリアGPが開催されるメルボルンも広い都市です。レンタカーを借りたり、公共交通機関を利用するなど、交通手段を事前に考えておきましょう。
- 持ち物を準備しましょう。 F1オーストラリアGPの会場では、飲食物やカメラ、帽子、サングラス、折りたたみ椅子などの持ち込みが可能です。しかし、ビール缶やガラス瓶、大きなテントなどは持ち込み禁止となっています。持ち物に関する規定を事前に確認して、必要なものを準備しましょう。
- オーストラリアは変わりやすい天候が特徴的です。天候によってはレースの進行に影響を与えることがあります。天候情報を確認して、必要に応じてレインコートや傘を持参しましょう。
〇本記事画像参照元
https://www.austadiums.com/stadiums/photos/albert-park-gp-circuit-1.jpg
以上
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