毎年正月の風物詩として高視聴率を上げる箱根駅伝。
選手たちの熱い走りの裏で、各大学を支えるスポンサー企業の存在があります。
「青学や駒澤はどんな企業が支援しているの?」「強豪校のスポンサーはやっぱり大手?」と気になったことはありませんか?
本記事では2026年大会版として各大学のスポンサー一覧とその背景を紹介します。
なお、各大学のスポンサーは各大学公式HPを参考にしています。
目次
箱根駅伝出場校のスポンサー一覧
青山学院大学
妙高市、水上村、アディダス、Airdog、コラントッテ、ライズ、村上農園、りらくる、MTG、ブルボン、ひざ関節症クリニック
駒澤大学
ヒロセ電機、クーリエ、ナイキ
國學院大学
早稲田大学
ツインズ、レピールオーガニックス、TENTIAL、コラゾン、アシックス
中央大学
大矢運送、東京きらぼしフィナンシャルグループ、立飛ホールディングス、QTnet、浜理薬品栄養科学、ナイキ
城西大学
まつだ整形外科クリニック、プーマ
創価大学
渡辺オイスター研究所、MLT、宮崎上水園、2XU、ニューレックス、ファイテン、立川高松接骨院、
東京国際大学
ミズノ
東洋大学
伊藤園、セブン銀行、ダイトー水産、タイヨーラボ、ユナイテッドスポーツブランズジャパン、ユニカ食品、ナイキ
帝京大学
フランスベッド、アシックス
各大学がスポンサーを持つ理由
スポンサーからの活動資金により駅伝チーム運営の安定化のためです。駅伝は遠征や合宿、選手の健康管理、トレーナー費用など多くの資金が必要となります。
さらに自治体やスポンサー企業と連携することで、地域との結びつきによる社会的貢献および大学価値の向上に繋がります。
スポンサーを持つデメリット
企業の不祥事が発生した場合に大学や選手のイメージが連鎖的に損なわれるリスクがあります。一方、逆に大学や選手の行動が制限される恐れもあります(スポンサー企業の影響を受けてしまう)。
商業化の進展により学生スポーツの純粋な趣が薄れ、視聴者からの批判を受ける可能性もあります。しかし商業化自体は悪くなく、むしろ資金が大学駅伝に流れることで競技自体が発展する可能性も十分にあります。
スポンサーがいない大学の資金繰り
スポンサーがいない大学の場合の資金繰りは、大学からの支援、同窓会(OB/OG)からの寄付が支えます。また近年は早稲田大学、中央学院大学などがクラウドファンディングにより1,000万円規模の資金調達をしています。
早稲田大学のクラファン
クラウドファンディング SUPPORTERS LIST | 早稲田大学競走部
中央学院大学のクラファン
https://readyfor.jp/projects/cgu-03-hakone101
まとめ
箱根駅伝に出場する各大学の資金繰りの一部を支えるのはスポンサー企業/団体です。ユニフォームや合宿費、遠征費など多くをサポートすることで、学生たちは最高の環境で競技に集中できます。一方でスポンサーだけでなく、OB寄付やクラウドファンディングなど更なる資金獲得に工夫を凝らしています。資金が大学駅伝に流入すること自体は悪い話ではなく、箱根駅伝全体がより発展することが期待されます。
以上