2022年11月13日 作成
2022年12月24日 更新
■はじめに
本記事ではサッカーW杯の歴代得点王ランキングのTOP3をまとめています。
全てのサッカー選手の憧れの舞台で得点を残した名選手を見ていきましょう。
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■2022年 開催国:カタール 優勝国:アルゼンチン
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | キリアン・エムバペ | 8 | フランス |
2位 | リオネル・メッシ | 7 | アルゼンチン |
3位 | オリヴィエ ジルー | 4 | フランス |
3位 | フリアン アルバレス | 4 | アルゼンチン |
W杯史上最も見ごたえのある試合と言っても良い決勝戦(アルゼンチン対フランス)でした。一人のサッカーファンとして生中継で観れたことは本当に幸運でした。決勝戦という大舞台でハットトリックを達成したエムバペももちろん凄いのですが、やはり一番の話題は”ようやく”W杯優勝というタイトルを得たリオネル・メッシでしょう。これまで足りなかったタイトルが加わり、ペレやマラドーナを超えたのか、それは今後の歴史が決めていくますが、名実ともに歴代ナンバーワンプレイヤーの候補に加わったと言っても過言ではありません。
■2018年 開催国:ロシア 優勝国:フランス
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | ハリー・ケイン | 6 | イングランド |
2位 | クリスティアーノ・ロナウド | 4 | ポルトガル |
2位 | ロメル・ルカク | 4 | ベルギー |
2位 | デニス・チェリシェフ | 4 | ロシア |
2位 | キリアン・エムバペ | 4 | フランス |
2位 | アントワーヌ・グリーズマン | 4 | フランス |
3位 | ジエゴ・コスタ | 3 | スペイン |
3位 | エディンソン・カバーニ | 3 | ウルグアイ |
3位 | アルテム・ジューバ | 3 | ロシア |
3位 | ジェリー・ミナ | 3 | コロンビア |
3位 | エデン・アザール | 3 | ベルギー |
3位 | イヴァン・ペリシッチ | 3 | クロアチア |
3位 | マリオ・マンジュキッチ | 3 | クロアチア |
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W杯4位のイングランド代表のエースストライカーのハリー・ケインが2018年大会の得点王になりました。しかしながら、この得点王には多少の批判があります。というのも、ハリー・ケインが挙げた6得点のうち、3得点がPK、2得点がCKのこぼれ球、1得点が味方のシュートがたまたま足に当たったものだったためです。また得点のほとんどがグループリーグのチュニジア戦とパナマ戦と格下相手だったこと、準々決勝以降に得点をしていないことも批判の材料となっています。次回2022年大会はこの批判を払拭する得点を期待したいものです。
■2014年 開催国:ブラジル 優勝国:ドイツ
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | ハメス・ロドリゲス | 6 | コロンビア |
2位 | トーマス・ミュラー | 5 | ドイツ |
3位 | リオネル・メッシ | 4 | アルゼンチン |
3位 | ネイマール | 4 | ブラジル |
3位 | ロビン・ファン・ペルシ | 4 | オランダ |
画像:https://static01.nyt.com/images/2014/06/29/sports/29colombiacup1/29colombiacup1-superJumbo.jpg
ベスト8まで勝ち上がったコロンビア代表のハメス・ロドリゲスが2014年大会の得点王となりました。日本戦含めて出場した5試合全てで得点を挙げるなど、一貫した得点力を発揮しました。W杯での結果が認められて当時所属していたモナコからレアル・マドリードへの移籍を勝ち取りました。
■2010年 開催国:南アフリカ 優勝国:スペイン
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | ダビド・ビジャ | 5 | スペイン |
1位 | トーマス・ミュラー | 5 | ドイツ |
1位 | ヴェスレイ・スナイデル | 5 | オランダ |
1位 | ディエゴ・フォルラン | 5 | ウルグアイ |
2位 | ゴンサロ・イグアイン | 4 | アルゼンチン |
2位 | ローベルト・ヴィッテク | 4 | スロバキア |
2位 | ミロスラフ・クローゼ | 4 | ドイツ |
3位 | ルイス・スアレス | 3 | ウルグアイ |
3位 | ランドン・ドノバン | 3 | アメリカ |
3位 | ルイス・ファビアーノ | 3 | ブラジル |
3位 | アサモア・ギャン | 3 | ガーナ |
画像:https://e00-marca.uecdn.es/assets/multimedia/imagenes/2020/07/09/15943277421498.jpg
優勝のスペイン代表のダビド・ビジャ、準優勝のオランダ代表のヴェスレイ・スナイデル、3位のドイツ代表のトーマス・ミュラー、4位のウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン とW杯トップ4のエースストライカーが揃って得点王を獲得する珍しいランキングとなりました。このうちダビド・ビジャ(元ヴィッセル神戸)とディエゴ・フォルラン(元セレッソ大阪)はのちに日本でもプレーもしました。
■2006年 開催国:ドイツ 優勝国:イタリア
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | ミロスラフ・クローゼ | 5 | ドイツ |
2位 | ロナウド | 3 | ブラジル |
2位 | ジネディーヌ・ジダン | 3 | フランス |
2位 | ティエリ・アンリ | 3 | フランス |
2位 | エルナン・クレスポ | 3 | アルゼンチン |
2位 | マキシ・ロドリゲス | 3 | アルゼンチン |
2位 | ルーカス・ポドルスキ | 3 | ドイツ |
2位 | フェルナンド・トーレス | 3 | スペイン |
2位 | ダビド・ビジャ | 3 | スペイン |
画像:https://footballwhispers.com/wp-content/uploads/2018/05/Klose-2006.jpg
元ドイツ代表のミロスラフ・クローゼはW杯の通算得点ランキングで現在1位の16得点を保持しています(2位は元ブラジル代表のロナウドの15得点、3位は元ドイツ代表のゲルト・ミュラー)。
クローゼのW杯での得点記録
2002年日韓大会:5得点
2006年ドイツ大会:5得点
2010年南アフリカ大会:4得点
2014年ブラジル大会:2得点
4大会連続複数得点とまさにW杯男と呼ぶべき選手です。
■2002年 開催国:日本・韓国 優勝国:ブラジル
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | ロナウド | 8 | ブラジル |
2位 | ミロスラフ・クローゼ | 5 | ドイツ |
2位 | リバウド | 5 | ブラジル |
3位 | クリスティアン・ヴィエリ | 4 | イタリア |
3位 | ヨン・ダール・トマソン | 4 | デンマーク |
アジアで初めて行われたW杯で得点王となったのは優勝したブラジルのエースストライカー 元祖ロナウドです。その得点力だけでなく、ヘアースタイルも当時の日本でも大きな話題となりました。2002年はW杯優勝だけでなくインテル・ミラノからレアル・マドリードへ移籍し、ラ・リーガ優勝を経験し、最後は自身2度目のバロンドールを獲得しました。
■1998年 開催国:フランス 優勝国:フランス
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | ダヴォール・シューケル | 6 | クロアチア |
2位 | ガブリエル・バティストゥータ | 5 | アルゼンチン |
2位 | クリスティアン・ヴィエリ | 5 | イタリア |
3位 | ロナウド | 4 | ブラジル |
3位 | ルイス・エルナンデス | 4 | メキシコ |
3位 | マルセロ・サラス | 4 | チリ |
画像:https://digitalhub.fifa.com/transform/e783b298-068e-48f1-b0e3-435532257762/1998_SUKER_GOLDEN_SHOE
クロアチア代表の歴代最多得点を記録するダヴォール・シューケルが1998年大会の得点王となり、クロアチアの3位入賞に貢献しました。1998年大会は日本が初めて参加した大会でもありますが、シューケルはグループリーグで日本相手にも得点をしています。クラブではレアル・マドリードで得点を量産しており、レアル・マドリード30年ぶりのチャンピオンズリーグ優勝を果たしています(30年ぶりというのは意外な印象です)。
■1994年 開催国:アメリカ 優勝国:ブラジル
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | フリスト・ストイチコフ | 6 | ブルガリア |
1位 | オレグ・サレンコ | 6 | ロシア |
2位 | ロマーリオ | 5 | ブラジル |
2位 | ロベルト・バッジョ | 5 | イタリア |
2位 | ケネト・アンデション | 5 | スウェーデン |
2位 | ユルゲン・クリンスマン | 5 | ドイツ |
3位 | ガブリエル・バティストゥータ | 4 | アルゼンチン |
3位 | フロリン・ラドチョウ | 4 | ルーマニア |
3位 | マルティン・ダーリン | 4 | スウェーデン |
画像:https://english.ahram.org.eg/Media/News/2011/12/29/2011-634607807582410934-241.jpg
ブルガリアの英雄・フリスト・ストイチコフが1994年大会の得点王でした。クラブレベルでは当時世界最高のチームと言われたヨハン・クライフ率いるバルセロナ(通称エル・ドリーム・チーム)の一員として活躍してました。1994年は代表およびクラブでの活躍が認められてストイチコフがバロンドールを獲得しました。
■1990年 開催国:イタリア 優勝国:西ドイツ
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | サルヴァトーレ・スキラッチ | 6 | イタリア |
2位 | トマーシュ・スクラビー | 5 | チェコスロバキア |
3位 | ゲーリー・リネカー | 4 | イングランド |
3位 | ローター・マテウス | 4 | 西ドイツ |
3位 | ロジェ・ミラ | 4 | カメルーン |
3位 | ミチェル | 4 | スペイン |
画像: https://s.hs-data.com/bilder/spieler/gross/7087.jpg
元イタリア代表のサルヴァトーレ・スキラッチの1990年は充実したものでした。母国開催となったW杯では得点王となりイタリアの3位入賞に貢献しました(イングランドとの3位決定戦では1得点1アシストと大活躍)。クラブレベルでも移籍したユベントスで得点を量産し、UEFAカップ(UEFAヨーロッパリーグの前身)優勝を果たしました。キャリア終盤はJリーグのジュビロ磐田にも3シーズン在籍(1994~1997年)しました。
■1986年 開催国:メキシコ 優勝国:アルゼンチン
順位 | 選手名 | 得点数 | 国籍 |
---|---|---|---|
1位 | ギャリー・リネカー | 6 | イングランド |
2位 | ディエゴ・マラドーナ | 5 | アルゼンチン |
2位 | カレカ | 5 | ブラジル |
2位 | エミリオ・ブトラゲーニョ | 5 | スペイン |
3位 | ホルヘ・バルダーノ | 4 | アルゼンチン |
3位 | プレーベン・エルケーア・ラルセン | 4 | デンマーク |
3位 | アレッサンドロ・アルトベッリ | 4 | イタリア |
3位 | イーゴリ・ベラノフ | 4 | ソ連 |
画像:https://hips.hearstapps.com/esquireuk.cdnds.net/17/27/1499255565-gettyimages-52925919.jpg
イングランドのレジェンドストライカーの一人、ギャリー・リネカーが1986年W杯の得点王でした。リネカーは生まれも育ちもプロデビューもレスターですが、他にもエバートン・バルセロナ・トッテナムで活躍し、晩年は名古屋グランパスでプレー・引退しました。引退後はテレビでも活躍し、2015/2016シーズンにレスターが2015年末を1位で折り返した際に「レスターが優勝したら、翌シーズンのテレビにパンツ一丁で出る」とコメントし話題になりました。結果的にはレスターが奇跡の優勝を果たし(岡崎慎司もレギュラーで優勝を経験した)、公約通りパンツ一丁でテレビ出演を果たしました。
以上
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