2022年11月30日 作成
■はじめに
株式市場の歴史を見ると好景気と不景気のサイクルを繰り返しながら成長を続けてきました。
極度な不景気は株式相場の暴落ともいわれており、ここ10数年だとリーマンショック(2007年)、コロナショック(2020年)が挙げられます。
そして、2022年の現在、コロナ情勢やウクライナ問題などがある中で、株価は低迷はしながら何とか暴落はしていない状態です。
しかしながら、実体経済としては苦しいのは間違いなく、2023年には再び暴落相場くるのではと言われています。
暴落はどうしてもくるものです。
そのときに資産が目減りするのを辛いと感じるのか、チャンスととらえるのか、それは自身がきちんと日頃から準備をしているかが大事だと思います。
現金を一定割合保有しておいて、暴落時に狙っていた銘柄を買いに行けるようにしたいものです。
本記事ではそんな暴落時に買いたい日本株を独断で9選選びました。
選定基準は以下の通り。
・コロナショックで暴落しその後復活
・高配当株
・長期的に安定した業績が期待できること
個人投資家に有名な銘柄ばかりとなりましたが、やはり王道な銘柄を暴落時に買って、長期的な資産形成に貢献してもらいたいものです。
■暴落時に買いたい日本株銘柄9選
No. | 会社 | コード | コロナショック 暴落時 |
ジャンル | 株価(2022年11月末) |
---|---|---|---|---|---|
1 | JT | 2914 | 約1900円 | たばこ | 約2800円 |
2 | 三井住友FG | 8316 | 約2600円 | 銀行 | 約4700円 |
3 | オリックス | 8591 | 約1200円 | 金融 | 約2300円 |
4 | 日本取引所GP | 8697 | 約1700円 | 金融 | 約2000円 |
5 | NTT | 9432 | 約2300円 | 通信 | 約3900円 |
6 | KDDI | 9433 | 約3000円 | 通信 | 約4100円 |
7 | 三菱商事 | 8058 | 約2200円 | 商社 | 約4600円 |
8 | 稲畑産業 | 8098 | 約1000円 | 商社 | 約2400円 |
9 | NFJ-REIT | 1343 | 約1600円 | 不動産 | 約2100円 |
9 | ダイワ東証REIT指数 | 1488 | 約1600円 | 不動産 | 約2100円 |
9 | ONEETF東証REIT | 2556 | 約1600円 | 不動産 | 約2000円 |
・9銘柄と言っておきながら11銘柄あります。これはNo.9のJリートに連動する銘柄を一つとみなしているためです。
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・KDDI株は持っているので、暴落相場が来たらまずはNTTは買いに行きます。業績の安定感という意味ではトップではないでしょうか。
・JTの2800円は個人的には凄く高く感じます。なぜならば、私自身は2100円くらいで買ったためです。それでも高配当なのは間違いなのですが、せめて2000円台前半まで下がってからが買い目かと思ってます。
まあ、JTを「長期的に安定した業績が期待できる」と言えるかは怪しいところですが、私は現状はありかなと考えてます。
・稲畑産業も個人投資家には人気の銘柄です。とはいえ優先順位としてはリストの中では低めなので、暴落時の株価やその時の保有現金と相談して買うかを決めます。
・もし普段の買い物をイオン系列でしている場合はイオン(8267)も選択肢に入れても良いと思います。
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以上