2023/11/14 作成
2023年11月10日に中田英寿氏とフランチェスコ・トッティ氏の22年ぶりの再会の動画が公開されました。
2000/2001シーズンにASローマが優勝した時のメンバーの2人が現在の状況、当時の話、近年のサッカーなどについて話しており、40分の動画ですがあっという間に見てしまいました。
本記事では筆者が面白いと思ったトッティのコメント(要約)を紹介したいと思います。
トッティコメント(要約)
- 優勝した時のローマは試合に出ていない選手も100%の準備が出来ていた。当時バティストゥータの控えだったモンテッラや中田もその一人。
- ポジションが被るから中田と一緒にプレーしたことはない。
- 現在は若い選手を発掘する代理人をしている。魅力的な試合は少ないけれど、光る選手はいる。
- ASローマから魅力的なオファーがあればASローマに戻る。例えばテクニカルディレクターなど監督に近いポジションが良い。
- 一方で監督業に興味はない。自分は短気で25人の選手を気遣うのは難しい。
- 現在のサッカーはテクニックよりもフィジカル重視だからファンタジスタは生まれにくい。これは中田氏も同意見。また自分たちに走るサッカーは無理。
- 近年のビジネス主義への印象は悪く、2023年夏のサウジアラビアの大金攻勢はもはやスポーツではない。
- イタリアの休暇場所としては、サルデーニャ、プーリア、シチリアがおススメ。具体的な場所は秘密。
- 現在の夢は無い。今は代理人として良い選手を探して世界中を飛んでいる。
- モウリーニョは偉大な監督であることは間違いない。彼にはこれまで獲得した25個のタイトルがあるし、2年連続でASローマを決勝戦(カンファレンスリーグ、ヨーロッパリーグ)に導いたのは凄い。(モウリーニョを監督として続投させるか?)自分が判断するのであれば続投する。
ちなみに、対談時の質問者(司会者?)はセリエA実況の第一人者である北川さんでした。
以上