2023/11/15作成
F1ドライバーとなるには一定のスーパーライセンスのポイントを獲得し、スーパーライセンスを取得する必要があります。
ではスーパーライセンスを取得した後はずっと持ち続けることが出来るのか?
答えは「ノー」です。
スーパーライセンスは前年の実績(獲得ポイント)に応じた「年会費」を支払うことで維持されます。
本記事ではこのスーパーライセンス年会費の2023年版をまとめています。
なお、スーパーライセンスには「ドライバー」「チーム」「オフィシャル」の3種類がありますが、「ドライバー」に関したものとなります。
参考:F1 Super Licence fees confirmed - Speedcafe.com
1ユーロ=160円換算
ドライバー | 2023年スーパーライセンス料 | 2022年獲得ポイント |
---|---|---|
マックス・フェルスタッペン | 154,208,000円 | 454 |
チャールズ・ルクレール | 105,152,000円 | 308 |
セルジオ・ペレス | 104,144,000円 | 305 |
ジョージ・ラッセル | 94,064,000円 | 275 |
カルロス・サインツ | 84,320,000円 | 246 |
ルイス・ハミルトン | 82,304,000円 | 240 |
ランド・ノリス | 42,320,000円 | 121 |
エステバン・オコン | 32,576,000円 | 92 |
フェルナンド・アロンソ | 28,880,000円 | 81 |
バルテリ・ボッタス | 18,128,000円 | 49 |
ダニエル・リカルド | 14,096,000円 | 37 |
セバスチャン・ベッテル | 14,096,000円 | 37 |
ケビン・マグヌッセン | 10,064,000円 | 25 |
ピエール・ガスリー | 9,392,000円 | 23 |
ランス・ストロール | 8,048,000円 | 19 |
ミック・シューマッハ | 5,696,000円 | 12 |
角田裕毅 | 5,696,000円 | 12 |
周 冠宇 | 3,680,000円 | 6 |
アレクサンダー・アルボン | 3,008,000円 | 4 |
ニコラス・ラティフィ | 2,336,000円 | 2 |
ニック・デ・フリース | 2,336,000円 | 2 |
ニコ・ヒュルケンベルグ | 1,664,000円 | 0 |
オスカー・ピアストリ | 1,664,000円 | 0 |
ローガン・サージェント | 1,664,000円 | 0 |
2022年に多くのポイントを獲得したマックス・フェルスタッペン、チャールズ・ルクレール、セルジオ・ペレスのスーパーライセンス料はなんと1億円超えとなってます。
一方、新人のオスカー・ピアストリ、ローガン・サージェントや久しぶりのF1参戦となるニコ・ヒュルケンベルグは低い金額の100万円台となっています。
おなじスーパーライセンスにも関わらず100倍以上の年会費の差が産まれていることが分かります。
また、ここには載っていませんが、いつでもF1に乗れるように待機しているセカンドドライバーもスーパーライセンス料を支払っています。
果たして何のための費用なのかよく分かりませんが(一応「さらなる安全確保のため」とは言われていますが)、いずれにしろスーパーライセンス一つとっても大きな金額がF1でも動いているようです。
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