2024/1/14作成
目次
はじめに
2024年1月10日にハースF1代表を務めていたギュンター・シュタイナーがチームを離れて、日本人エンジニアの小松礼雄氏がチーム代表に就任することが発表されました。日系チームでないチームで日本人がチーム代表を務めるという歴史的な快挙と言えます。
Ayao Komatsu comments on his appointment as Team Principal of MoneyGram Haas F1 Team.#HaasF1 pic.twitter.com/n7mRVI86GF
— MoneyGram Haas F1 Team (@HaasF1Team) 2024年1月10日
小松礼雄氏は2016年のハースF1チーム創設時からハースに関わっており、2023年までは技術ディレクター(チームエンジニアのトップ)を務めていました。ちなみにF1の世界には2003年のB・A・Rへの加入から携わっています。
本記事ではF1のチーム代表に就任した小松礼雄氏の年収を推測したいと思います。
推測根拠1「前任者の年俸」
「The SportsGrail」で小松礼雄氏の代表就任について記事にされており、年収に関しては現時点では分からないと書いてあります。ただ、参考に前任者のギュンター・シュタイナーの年俸は100万ドル(約1億4000万円)とあります。
推測根拠2
弊ブログ記事で恐縮ですが、2022年版の各チーム代表の年収をみてみましょう。
レッドブル:14億円
メルセデス:12億7400万円
フェラーリ:4億2000万円
マクラーレン:2億8000万円
アルピーヌ、アルファタウリ、アストンマーティン、ウィリアムズ、アルファロメオ、ハース:1億円
チーム代表の年収(年俸)はチームの規模(予算)で大きく異なります。
少なくともチーム代表になると少なくとも1億円以上は得られると考えられ、大きなチームになると10億円を超えるそうです。
【画像】F1チーム代表 年俸(給料)ランキング【まとめ】【2022年版】 - NIN-NIKU屋
推測根拠3「各ポジションの年収」
またもや弊ブログ記事で恐縮ですが、チーム代表以外のエンジニア各ポジションの年収をみてみましょう。
クルーチーフ:1億5000万円
タイヤチェンジャー:5250万円
タイヤキャリアー:4050万円
ジャッキマン:2250万円
ロリポップマン:1050万円
スターターマン:600万円
ファイヤーエクスティングイッシャーマン:450万円
チームにより大きく異なるのは間違いなく、またポジションによっても変わりますが、エンジニアは450万円~1億円超えまでありそうです。
(実際に1億円以上も貰っているか?という疑問はありますが、下記記事で参考にしたHPによると貰っているようです)
F1ピットクルーの給料ランキング【最高額のポジションは?】 - NIN-NIKU屋
小松礼雄 氏の年収(推測)
上記の3つの根拠からチーム代表であれば1億円以上の年収はありそうです。
ただ、小松礼雄 氏はチームの生え抜きで外部召集された立場はないこと、前任のシュタイナーは何年間も代表を務めていて(レッドブルのクリスチャン・ホーナー、メルセデスのトト・ウォルフに次ぐ長さだった)年収も上がっていたと考えられること、から1億円はない可能性も高いです。
ハースのチーム規模・小松礼雄 氏も考慮すると恐らく1億円を下回る年収ですが、数千万円は得ていることは間違いないでしょう。
まとめ
ハースF1チームの代表に急遽就任した小松礼雄 氏の年収を推測してみました。
少ない情報で勝手ながら、数千万~1億円ではないでしょうか。
いずれにしても、日本人エンジニアとしてチーム代表まで上り詰めた小松礼雄 氏を心から応援したく、2024年のF1、特にハースの活躍に注目したいと思います。
以上
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