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ラグビーとアメフトの違い10選│画像│初心者向け

色んなスポーツ用具の画像

 

目次

 

 

はじめに

ラグビーとアメフトって違うの?」

ラグビーとアメフトって似てるね」

本記事ではこんな疑問を持つ方に対してラグビーとアメフトの違いを10個まとめています。

本記事を読むことでラグビーとアメフトの違いを理解することが出来ます。

 

 

1.パス方法

クォーターバックの画像

ラグビーとアメフトのパス方法が異なります。

ラグビーは前側にパスすることが禁止です。このため、前進するためにはボールをリズムよく味方同士で渡していくのが基本戦術となります。

一方アメフトは前側にパスすることが可能です。このため、クォーターバック(パスを投げる人)からレシーバー(パスを受ける人)に対してパスが投げられます。アメフトにおいて複雑なパターンや戦術がパスにはあります。

 

 

2.得点方法

ラグビー選手のランの画像

ラグビーの得点方法は次の通りです。

  • トライ6点:相手側の特定エリアでボールを地面につける
  • コンバージョン2点:トライ後のキック
  • ペナルティーゴール3点:相手の反則後のキック
  • ドロップゴール3点:通常プレー中のドロップキック(ボールを地面に落として蹴る)
  • 認定トライ7点:相手の反則が無ければトライとなった場合

アメフトの得点方法は次の通りです。

 

 

3.試合時間

審判が時間を確認する画像

ラグビーとアメフトは単純な試合時間の違いだけでなく、独自の特徴を持っています。

ラグビーの試合時間は80分(40分のハーフ)です。試合中に時間が止まることはなく、最終的な試合時間はリフェリーの判断によって若干変動します。

一方、アメフトの試合時間は60分で4つの15分のクォーターに分割されます。ラグビーと異なりプレー間は時間が止まるため、最終的な試合時間は通常3時間以上かかることもよくあります。またクォーター間やプレー間に発生するタイムアウト、チームの戦術的な戦略、およびハーフタイムによる休憩なども試合時間が長い要因です。

 

 

4.反則

審判団の画像

ラグビーの主な反則は、上半身へのタックル、ボールを持っている選手よりも前に出てはいけない、ボール持っていない選手へのタックル が挙げられます。反則をするとプレーヤーやチームにペナルティが与えられ、フリーキックスクラムの形で対戦相手に有利なポジションを与えることがあります。

アメフトの主な反則は、頭部へのタックル、レシーバーへの不適切な妨害 が挙げられます。反則をすると自陣後退や相手へのファーストダウンが与えられることがあります。

上記は反則のごく一部ですが、ラグビー、アメフトともに肉体がぶつかる激しいスポーツです。

 

 

5.ブロック

アメフト選手のブロックの画像

ラグビーとアメフトにおける「ブロック」は似たような役割を果たします。

ボールを持つ攻撃側プレイヤーの動きを助けるために味方が守備側の相手プレイヤーをブロックします。また、アメフトではクォーターバックを守るのにブロックが使用され、パスプレーの時間を稼ぎます。

傾向としては攻撃側と守備側がはっきりと分かれるアメフトのほうがブロックの要素が大きい(寛容)と言われますが、アメフトでも特定のブロックには反則がもたらされます。

 

 

 

6.ユニホーム(防具)

ラグビーとアメフト選手の画像

ラグビーとアメフトのユニホーム、防具は見た目から異なりますが、いずれも安全性を考慮した設計となっています。

ラグビーのユニホームは通常、シャツ、短パン、シューズから構成されます。これらに加えてマウスガードやスクラムキャップなどの防具を着用することもあります。これらの防具は衝撃や怪我を軽減し、プレーヤーの安全性を高める役割を果たします。

一方、アメフトのユニホームは、ヘルメット、ショルダーパッド、ジャージ、耐衝撃用のズボンで構成されています。これらの防具はプレーヤーを衝撃から守り、ゲーム中の怪我を最小限に抑える役割を果たします。特にヘルメットとショルダーパッドはラグビーにはないもので、アメフトのほうが衝撃が強い(タックルが寛容)であることを意味します。

 

 

7.ボール

ラグビーボールとアメフトボールの画像

ラグビーボールは通常、楕円形であり、両端がやや丸く尖っています。これにより、プレーヤーがボールを正確にキックしたり、正確なパスを送ったりすることができます。アメフトボールも同様に楕円形をしています。見た目の違いとして縫い目があることで、アメフトのほうがパスを重視していることが分かります。

どちらも表面は滑りにくい構造をしています。

 

 

8.プレー人数

アメフト試合の上空からの画像

ラグビーは15人対15人で構成されます。各チームはフォワード8人とバックス7人で構成され、攻撃や守備の役割が分かれています。フォワードはスクラムなどでの接触プレーを主にこなし、バックスはボールの速いパスやランニングで攻撃を展開します。ラグビーはプレーが途切れることなく、攻撃と守備が入れ替わるため各プレイヤーはポジションの役割はあるものの瞬時に必要なプレーを途切れなく判断する必要があります。

一方、アメフトは11人対11人でプレーされます。攻撃側はクォーターバックランニングバック、ワイドレシーバー、タイトエンド、オフェンスラインなどのポジションを持ちます。守備側はラインバッカー、コーナーバック、ディフェンシブラインなどのポジションで構成されます。アメフトは攻撃側と守備側が分かれており、プレーも仕切り直しが多いことがから、各ポジションの専門性と戦術的な役割が重視され、11人のチーム全体が連携してプレーを行います。

 

 

9.面白さ

ラグビースタジアムの画像

ラグビーとアメフトは独自の面白さを持ち、ファンを魅了します。

ラグビーは非常にダイナミックで予測不可能なスポーツであり、プレーヤー同士の接触やスピーディーなプレーが魅力です。そのため、試合は瞬時の展開や緊張感に溢れ、いつどのチームが得点できるか分からない緊張感があります。また、ラグビーはイギリス発祥と言われており、フェアプレーと礼儀正しさが重要視されるスポーツであり、その精神がファンに共感を呼びます。

アメフトは戦術性や戦略性が際立つスポーツです。攻撃と守備が切り替わることや、プレーの中断やタイムアウトなどの要素が試合の緊張感や戦略性を高めます。また、スーパーボウルなどの大規模なイベントや、チーム同士のライバル関係など試合外の要素もファンを熱狂させる要素が豊富です。さらに、個々のプレーヤーの個性やプレーのスペクタクルさも魅力の一つです。

 

 

10.歴史

時計と本の画像

ラグビーとアメフトはともに長い歴史を持っています。

ラグビーは19世紀初頭にイギリスのラグビー校で生まれました。伝説的な物語によればウェブ・エリスという人物がサッカーボールを手で持って走り、新しいスポーツの原型を生み出したと言われています。その後、ラグビーは急速に普及し、世界各地でプレーされるようになりました。国際ラグビー連盟(World Rugby)が1886年に設立され、世界最古の国際スポーツ団体の一つとして知られています。

一方、アメフトは19世紀中頃にアメリカで発展しました。ルーツはイギリスのサッカーやラグビーから派生したとされていますが、アメリカ独自のルールやスタイルが加わり成長しました。1876年にはアメフト初のルールブックが出版され、1892年にはアメフトの最初のプロリーグであるNFL(National Football League)が設立されました。

2つのスポーツは歴史的には異なる経緯を辿りながらも、世界中で愛される人気スポーツとして成長しました。ラグビーはその精神や伝統に重点を置きアメフトはそのスペクタクルさや戦略性に焦点を当てて発展してきました。

 

 

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