箱根駅伝の小田原中継所は往路4区と5区の間、復路6区と7区の間を中継する場所です。
山登りの始まりと山下りの終わりに位置するこの中継所は箱根駅伝の中でも特に有名なポイントです。
本記事ではそんな小田原中継所について解説します。
目次
場所
箱根駅伝の小田原中継所は、神奈川県小田原市風祭にある「鈴廣かまぼこの里」付近に位置しています。
アクセス
公共交通機関であれば小田急箱根鉄道線 風祭駅から徒歩2分に位置します。
箱根駅伝開催時は交通規制(1月2日(往路5区):11:00〜12:30、1月3日(復路7区):8:00〜9:30の間)が行われます。
応援ポイント
大きく2つあります。
◎鈴廣かまぼこの里
鈴廣かまぼこの里は小田原中継所の正面に位置する最も人気のある観戦スポットの一つです。
かつては復路の小田原中継所として使用されていた場所でもあります。
ここでは選手を間近で見て応援できる可能性が高く、「選手たちをしっかりと応援したい」方ににとって特におすすめです。
◎国府津駅付近
小田原中継所からは少し離れますが、JR国府津駅周辺も人気の観戦スポットです。
駅から降りてすぐにコースがあり、道の見渡しが良い観戦エリアです。
また、相模湾の景色も楽しむことができます。
いずれも人気の観戦スポットであるため、早めの場所取りと公共交通機関の利用が望ましいです。
箱根駅伝での役割
小田原中継所は山登りの始まる5区への準備する場所です。
4区までの平坦区間から本格的な山登りに備えて選手は準備をします。
レースとしても平地コースと山岳コースの境目であることから、チーム戦略上重要な中継所になります。
また、復路は山を下り終えた選手たちが次の走者にタスキを渡す場所です。
2日目の逆転・追い上げの起点となる中継所です。
小田原中継所が設置された理由
小田原中継所が設置された具体的な理由については詳細情報は見つけられてません。
しかし、平地エリアと山岳エリアの移行点に位置していることから、現在の場所が選ばれた可能性があります。
また、国道1号線沿いにあり選手・関係者・観戦者にとって交通の便が良い場所でもあります。
特徴
小田原中継所の特徴は以下の通りです。
- 平地エリアと山岳エリアの境目としてレースの雰囲気を変える象徴的な場所です。
- 多くのチームが5区にエース級の選手を配置するため注目選手が登場します。
- 平地と山岳の境目であるため、チーム間の順位が大きく入れ替わる可能性があります。
- 小田原の人々にとって箱根駅伝観戦は文化として根付いており熱い応援シーンが見られます。
- 山上りを前にした選手の緊張感が見られます。
まとめ
小田原中継所は山登りが始まる場所であり、山下りが終わる場所という箱根駅伝を象徴する中継所と言えます。
レース戦略上も非常に重要なこの場所について深く知ることでより箱根駅伝を楽しむことが出来るでしょう。
以上