2022年10月27日 作成
2022年10月30日 更新
目次
はじめに
スポーツチームの主な収益源はチケット収入、グッズ収入、放映権収入、そしてスポンサー収入があります。スポーツチーム側としては1円でも多く支払ってくれるスポンサーを確保したいと考え、スポンサー側は1円でも多く利益を生む(宣伝効果が期待できる)チームと契約したいと考えるものです。
世界で最も多くのスポーツチームがある競技の一つがサッカーであり、星の数ほどのスポンサーがいます。
今回は、サッカーチームを支援したスポンサーの中でもギャンブル(賭博)会社にフォーカスを当てて有名な6社を紹介したいと思います。
サッカーとギャンブルは切っても切り離せないのが現実です(良い悪いは別の話です)。
Jリーグとギャンブルだとtoto(サッカーくじ)がありますが、世界ではどんなギャンブル会社がスポンサーをしているのか見ていきましょう!
参考記事:https://sportsshow.net/gambling-football-clubs/
Bwin
Bwin(ビーウィン)はオーストリアに本社のあるブックメーカーです。
名だたるビッグクラブのユニホームスポンサーをしてきたため、海外サッカーファンであれば一度は目にしたことがあると思います。
Bwinのサッカーチームへのスポンサー経歴は次の通りです。
【ラ・リーガ】
【ブンデスリーガ】
【セリエA】
【プレミアリーグ】
ウィリアムヒル(William Hill)
ウィリアムヒルはイギリスで最も大きいブックメーカー(賭け屋)で、1934年にウィリアム・ヒルにて設立されました。
ウィリアムヒルのサッカーチームへのスポンサー経歴は次の通りです。
レンジャーズ
【ラ・リーガ】
2010年には2400万ポンド(当時レートで約32.6億円)でスコットランド プレミアリーグの独占賭博権利を購入しています。
ちなみに、ダーツの大会のタイトルスポンサーも務めています。
Bet365
Bet365は2000年にイギリスで設立された世界で最も大きいブックメーカーの一つです。海外サッカーをよく見る人であれば、ユニホームに「Bet365」のロゴを観たことがあるかもしれません。
Bet365のサッカーチームへのスポンサー経歴は次の通りです。
ストークシティ、アストン・ビラ、ミドルズブラ、レスター、ニューカッスル・ユナイテッド、ウルブス
Bet365はストークシティのホームスタジアムのネーミングライセンスを取得しており、Bet365スタジアムと呼ばれます。
ラッドブロークス(Ladbrokes)
ラッドブロークスは1886年に設立されたイギリスに本社のあるギャンブル会社です。
ラッドブロークスのサッカーチームへのスポンサー経歴は次の通りです。
フラム
Paddy Power
Paddy Powerは1988年に設立されたアイルランドに本社のあるギャンブル会社です。
Paddy Powerのサッカーチームへのスポンサー経歴は次の通りです。
アストン・ビラ、フラム、
【イングランド EFLリーグ1】
Betfair
Betfairはイギリスに本社を置く1999年設立で世界最大のオンライン賭博取引所を運営する会社です。
Betfairのサッカーチームへのスポンサー経歴は次の通りです。
おわり
今回はイギリスに本社を置くギャンブル会社が多かったため、プレミアリーグへのスポンサーが多くなりました。
BwinやBet365はユニホームスポンサーとして見かけることが多いイメージがありますが、実際のところ何をやっている会社かまでは知らない人が多いと思います。
ヨーロッパの人の感覚ではギャンブル会社がスポンサーをするのは当たり前のことかもしれません。
ただ、日本の場合、例えばパチンコ会社がユニホームスポンサーをすることは許されるものなのか?もし許されたとしてもサッカーチーム側が積極的に採用しないものなのか?
ユニホームスポンサー一つをとっても海外と日本の文化の違いも見えてくるかもしれません。
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