2021年8月28日 作成
2022年6月28日 更新
■はじめに
本記事では2008年以降ドイツ ブンデスリーガの歴代アシスト王TOP3をまとめてみました。
多くのゴールを演出してきた名選手をあらためて確認しましょう。
■2022/2023シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ラファエル・ゲレイロ | 12 | ボルシア・ドルトムント |
2位 | ランダル・コロ・ムアニ | 11 | フランクフルト |
3位 | ジャマル・ムシアラ | 10 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | フロリアン・カインツ | 10 | ケルン |
画像:Raphael Guerreiro is the Bundesliga Player of the Month for March | bvb.de
ポルトガル代表のラファエル・ゲレイロは2016~2023年の7年間に渡りドルトムントで活躍したサイドバック/中盤の選手です。2022/2023シーズンのドルトムントは最終節でバイエルンに勝ち点で並ばれ、得失点差で優勝を逃すという悔しいシーズンでしたが、ゲレイロ自身はアシスト王の個人タイトルを獲得しました。シーズン終了後にはそんな最大のライバルであるバイエルンへの移籍が発表されました(これがブンデスの繁栄につながるのかは別の話)。
■2021/2022シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | トーマス・ミュラー | 18 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | クリストファー・ヌクンク | 13 | RBライプツィヒ |
2位 | マルコ・ロイス | 13 | ボルシア・ドルトムント |
3位 | ムサ・ディアビ | 12 | レバークーゼン |
画像:Thomas Müller is FC Bayern’s Player of the Month for Januar 2022
バイエルン・ミュンヘン一筋、32歳のトーマス・ミュラーが変わらない活躍を見せています。リーグアシスト王に加えて、バイエルン・ミュンヘン通算218得点とし歴代3位となりました。2022年5月にクラブとの契約も2024年まで延長し、まさにクラブの顔として更なる活躍が期待されます。
■2020/2021シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | トーマス・ミュラー | 18 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | フィリップ・コスティッチ | 14 | フランクフルト |
3位 | 鎌田大地 | 12 | フランクフルト |
画像:https://www.footballchannel.jp/2020/11/10/post397057/
日本代表の鎌田大地は2017年にサガン鳥栖からフランクフルトに移籍しました。2018/2019シーズンはチームの構想から外れ、ベルギーのシント=トロイデンにローン移籍となりますが、そこで36試合16得点9アシストと結果を残します。そこで得た自信がその後の得点力やアシストに繋がっているかもしれません。
■2019/2020シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | トーマス・ミュラー | 21 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | ジェイドン・サンチョ | 16 | ボルシア・ドルトムント |
3位 | トルガン・アザール | 13 | ボルシア・ドルトムント |
3位 | クリストファー・ヌクンク | 13 | RBライプツィヒ |
画像:https://qoly.jp/2020/01/26/muller-on-young-players-iks-1
ミュラーはブンデスリーガ歴代1位となる21アシストを記録し、堂々のアシスト王を獲得しました。「オフ・ザ・ボールの王様」と称されるミュラーは得点力・守備の貢献・見方を動かす動きが特徴ですが、アシストでもチームに貢献しています。
ちなみに、ブンデスリーガ歴代2位は2014/2015に20アシストを記録したケヴィン・デ・ブルイネです。
■2018/2019シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ジェイドン・サンチョ | 14 | ボルシア・ドルトムント |
2位 | ヨシュア・キミッヒ | 13 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | ユリアン・ブラント | 11 | レバークーゼン |
画像:https://www.excite.co.jp/news/article/FOOTBALLTRIBE_157651/image/1/
翌シーズン含めてチャンスメイカーとして大活躍したジェイドン・サンチョは2021年にマンチェスターユナイテッドに移籍しました。
■2017/2018シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | トーマス・ミュラー | 14 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | フィリップ・マックス | 12 | FCアウクスブルク |
3位 | ハメス・ロドリゲス | 11 | バイエルン・ミュンヘン |
画像: https://www.theworldmagazine.jp/20180316/01world/germany/200150
リーグ優勝したバイエルン・ミュンヘンからアシストランキングは1位と3位を輩出しました。この年は得点王も同じバイエルン・ミュンヘンの選手(レヴァンドフスキ)です。
■2016/2017シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | エミル・フォルスベリ | 19 | RBライプツィヒ |
2位 | ウスマン・デンベレ | 12 | ボルシア・ドルトムント |
2位 | トーマス・ミュラー | 12 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | アリエン・ロッベン | 9 | バイエルン・ミュンヘン |
画像:http://www.soccer-cozo.com/emil-forsberg
ブンデスリーガ昇格初年度で2位に大躍進したRBライプツィヒからアシスト王が誕生しました。
■2015/2016シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ヘンリク・ムヒタリアン | 15 | ボルシア・ドルトムント |
2位 | カリム・ベララビ | 11 | ブラウンシュヴァイク |
3位 | ラファエウ | 10 | ボルシアMG |
画像:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?191836-191836-fl
ドルトムント在籍最終年度にアシスト王になったムヒタリアンはシーズン終了後にマンチェスターユナイテッドに活躍の場を移しました。
■2014/2015シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ケヴィン・デ・ブライネ | 20 | ヴォルフスブルク |
2位 | ズラトコ・ユヌゾヴィッチ | 12 | ザルツブルク |
3位 | ロベルト・フェルミーノ | 10 | ホッフェンハイム |
3位 | トーマス・ミュラー | 10 | バイエルン・ミュンヘン |
画像:http://footballersnews.blog.fc2.com/blog-category-19.html
クラブとしてはリーグ2位、個人としてはアシスト王を獲得したデ・ブライネはシーズン終了後にマンチェスターシティに移籍し、更なる活躍を見せました。
■2013/2014シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | マルコ・ロイス | 13 | ボルシア・ドルトムント |
2位 | ロベルト・フェルミーノ | 11 | ホッフェンハイム |
3位 | フランク・リベリー | 10 | バイエルン・ミュンヘン |
画像:https://www.excite.co.jp/news/article/Gekisaka_135623-135623-fl/image/1/
マルコ・ロイスはこのシーズン公式戦23得点18アシストと大活躍を見せたシーズンで、ドイツプロサッカー協会の最優秀選手に選ばれました。
■2012/2013シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | フランク・リベリー | 14 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | 清武弘嗣 | 11 | ニュルンベルク |
2位 | ヤクブ・ブワシュチコフスキ | 11 | ボルシア・ドルトムント |
2位 | フィリップ・ラーム | 11 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | トーマス・ミュラー | 11 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | ファン・デル・ファールト | 10 | ハンブルガーSV |
画像:https://www.soccer-king.jp/news/media/wsk-news/20130810/128289.html
清武はセレッソ大阪からニュルンベルク移籍1年目からレギュラーを勝ち取り、堂々の10アシストでランキング2位に入りました。
■2011/2012シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | フランク・リベリー | 16 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | マルコ・ロイス | 12 | ボルシアMG |
2位 | トーマス・ミュラー | 12 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | フアン・アランゴ | 11 | ボルシアMG |
リベリー初のアシスト王を獲得したシーズンで、翌シーズンも連続で獲得することになります。ロッベンとの両ウイングは破壊力満点でした。
■2010/2011シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | クリスティアン・ティファート | 16 | カイザースラウテルン |
2位 | トーマス・ミュラー | 12 | バイエルン・ミュンヘン |
2位 | フランク・リベリー | 12 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | マリオ・ゲッツェ | 11 | ボルシア・ドルトムント |
3位 | メーメット・エキジ | 11 | ニュルンベルク |
画像:https://www.soundersfc.com/news/sounders-fc-signs-tiffert
クリスティアン・ティファートは現役時代の19年間で9クラブを渡り歩いたなかで、2年間所属したカイザースラウテルンにて個人タイトルを獲得しました。
■2009/2010シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | メスト・エジル | 14 | ブレーメン |
2位 | マルコ・マリン | 13 | ブレーメン |
3位 | トニ・クロース | 11 | レヴァークーゼン |
3位 | ズヴェズダン・ミシモヴィッチ | 11 | ヴォルフスブルク |
画像:https://www.footballchannel.jp/2016/11/10/post184105/
ブレーメン2年目のシーズンはリーグアシスト王を獲得し、ブンデスリーガ1stステージのMVPにも選ばれました。そして南アフリカW杯の活躍が認められ、レアル・マドリードに移籍しました。
■2008/2009シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ズヴェズダン・ミシモヴィッチ | 19 | ヴォルフスブルク |
2位 | メスト・エジル | 13 | ブレーメン |
3位 | マルコ・マリン | 12 | ボルシアMG |
3位 | シュヴァインシュタイガー | 12 | バイエルン・ミュンヘン |
3位 | アルノルト・ブルッヒンク | 12 | ハノーファー |
画像:
2008/2009のヴォルフスブルクはエディン・ジェコ(リーグ得点ランキング2位)の活躍、そしてアシスト王を獲得したズヴェズダン・ミシモヴィッチの活躍によりバイエルン・ミュンヘンを抑えて、リーグ優勝を果たしました。
以上
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