2022年1月10日 作成
2023年12月4日 更新
■はじめに
本記事では2012年以降のJリーグ(J1)の歴代アシストランキングTOP3をまとめてみました。
多くのゴールを演出してきた名選手をあらためて確認しましょう。
■2023シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 樋口 雄太 | 12 | 鹿島 |
2位 | エウベル | 11 | 横浜FM |
2位 | ヤン マテウス | 11 | 横浜FM |
3位 | 武藤 嘉紀 | 10 | 神戸 |
3位 | マテウス サヴィオ | 10 | 柏 |
画像:https://cdn.www.antlers.co.jp/uploads/706fb85411b146a5fbcb81e8f4ad7619ef98b062/original.jpg
2年連続で鹿島からアシスト王が出ました。2022年はアシストランキング2位だった樋口 雄太が2023年は個人タイトルを獲得。2019年にサガン鳥栖からプロデビューを果たし、出場機会を重ねる中、2022年に鹿島に移籍しました。鹿島1年目から中心選手として活躍し、2年連続で2桁アシストを記録するなど、今後も楽しみな選手の一人です。
■2022シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 鈴木 優磨 | 9 | 鹿島 |
1位 | 脇坂 泰斗 | 9 | 川崎フロンターレ |
1位 | 野津田 岳人 | 9 | 広島 |
2位 | 山原 怜音 | 8 | 清水 |
2位 | 樋口 雄太 | 8 | 鹿島 |
2位 | 満田 誠 | 8 | 広島 |
3位 | 福田 晃斗 | 7 | 鳥栖 |
3位 | 水沼 宏太 | 7 | 横浜FM |
画像:https://www.theworldmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/GettyImages-1390662440-min.jpg
2022年1月にベルギー1部のシントトロイデンから急遽Jリーグに復帰した鈴木 優磨。ベルギーでは2年目(2020/2021シーズン)に17得点と十分な結果を残し、上位クラブへの移籍を志願するも叶わなかったことが復帰の要因の一つとも言われています。復帰時は「アントラーズを優勝させるために帰ってきました」とコメントをしており、残念ながら復帰1年目のタイトル獲得はなりませんでしたが、鈴木自身はリーグアシスト王獲得と結果を残しました。
■2021シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 山根 視来 | 12 | 川崎フロンターレ |
2位 | 水沼 宏太 | 9 | 横浜FM |
3位 | レアンドロ ダミアン | 7 | 横浜FM |
3位 | 相馬 勇紀 | 7 | 名古屋 |
画像:https://www.frontale.co.jp/profile/2021/mem_13.html
山根視来は桐蔭横浜大学卒業後に2016年から湘南ベルマーレでプロ生活をスタート、2020年に川崎フロンターレに加入しました。元々は前線の選手でしたが、湘南時代にフォーメーション変更に伴いサイドバックにコンバートされ、その攻撃力・運動量で川崎フロンターレでも大活躍しました。2021年はJリーグタイトル・アシスト王・ベストイレブンを獲得し日本代表へも初招集、今後の活躍が期待される選手です。
■2020シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 三笘 薫 | 12 | 川崎フロンターレ |
2位 | 西澤 健太 | 10 | 清水 |
2位 | 江坂 任 | 10 | 柏 |
2位 | 水沼 宏太 | 10 | 横浜FM |
3位 | マテウス | 8 | 名古屋 |
3位 | 清武 弘嗣 | 8 | C大阪 |
3位 | 坂元 達裕 | 8 | C大阪 |
画像:https://www.frontale.co.jp/profile/2020/mem_18.html
三苫薫は川崎フロンターレのユースに所属していましたがトップチームへの昇格を断り、(すぐプロにならず)筑波大学へ進学しました。大学でも活躍が認められ、2020年卒業年に川崎フロンターレへ加入しました。加入初年度からリーグ二桁得点二桁アシストと結果を残し、2021年夏にJリーグ史上最高移籍額300万ユーロ(約3億9000万円)でプレミアリーグのブライトンへ移籍しました(イギリスの労働許可の問題からベルギーのユニオン・サン=ジロワーズに期限付き移籍)。
■2019シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 永戸 勝也 | 10 | 仙台 |
2位 | 仲川 輝人 | 9 | 横浜FM |
3位 | アデミウソン | 8 | G大阪 |
3位 | 古橋 亨梧 | 8 | 神戸 |
3位 | 福森 晃斗 | 8 | 札幌 |
画像:https://www.footballchannel.jp/2019/11/01/post345480/
永戸勝也は法政大学卒業後、2017年にベガルタ仙台からプロ生活をスタートしました。加入当初は左ウイング・サイドハーフを務めていましたが、チーム事情もあり目立った活躍を残せませんでした。2019年に左サイドバックにコンバートされるとアシストを量産し、アシスト王を獲得、シーン終了後に鹿島アントラーズへステップアップの移籍を果たしました。
■2018シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 柏木 陽介 | 13 | 浦和 |
2位 | 鈴木 優磨 | 10 | 鹿島 |
2位 | 伊東 純也 | 10 | 柏 |
3位 | ガブリエル シャビエル | 9 | 名古屋 |
3位 | 柴崎 晃誠 | 9 | 広島 |
画像:https://www.football-zone.net/archives/169995
元日本代表の柏木陽介は2013年、2018年の2回アシスト王を獲得するなど(いずれもう浦和で獲得)、Jリーグを代表するチャンスメイカーでした。ポジションは主にボランチで活躍しましたが、広島時代(2006‐2009年在籍)および浦和移籍直後はトップ下でプレーしてました。ちなみに、2017年はヴィッセル神戸からの好条件のオファーを断り浦和に残留、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)のMVP獲得、スペイン マルカ紙が選ぶサッカー界を代表する100人に選出など、話題の多い年でした。
■2017シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 中村 憲剛 | 11 | 川崎フロンターレ |
2位 | クリスティアーノ | 10 | 柏 |
2位 | 太田 宏介 | 10 | FC東京 |
2位 | 丸橋 祐介 | 10 | C大阪 |
3位 | 車屋 紳太郎 | 9 | 川崎フロンターレ |
画像:https://www.frontale.co.jp/profile/2017/mem_14.html
中村憲剛は中央大学を卒業し2003年に川崎フロンターレに加入、2020年引退まで1クラブ一筋で活躍をつづけました。個人の評価は高い一方、クラブでのタイトルにはなかなか恵まれませんでしたが、2017年ついに川崎フロンターレのJ1初優勝に貢献し黄金時代代が到来、2018年と2020年もJ1優勝に貢献しました。日本代表にも2006-2013年に選出され、2007年アジアカップ、2010年W杯、2013年コンフェデレーションズカップに出場しました。
引退後は川崎フロンターレのリレーションズ オーガナイザー、中央大学のテクニカルアドバイザー、解説業など多岐にわたり活動を続けています。
■2016シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ペドロ ジュニオール | 12 | 神戸 |
2位 | 中村 憲剛 | 11 | 川崎フロンターレ |
2位 | 小林 悠 | 11 | 川崎フロンターレ |
3位 | 柴崎 晃誠 | 10 | 広島 |
画像:https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/12321.html
ペドロ ジュニオールは2014-2016年にヴィッセル神戸に所属していたブラジル人ストライカーです。加入初年度は左サイドハーフでリーグ13得点と得点を量産、2015年は病気によりシーズン大半を欠場しましたが、2016年は2トップの一角として11得点12アシストと結果を残しました。日本では2007年からプレーしており、サイゼリアのおかげで日本に適用できたと語っています。
■2015シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 太田 宏介 | 13 | FC東京 |
2位 | 柴崎 岳 | 10 | 鹿島 |
2位 | 中村 憲剛 | 10 | 川崎フロンターレ |
2位 | 藤田 直之 | 10 | 鳥栖 |
3位 | 加藤 大 | 9 | 新潟 |
3位 | 永井 謙佑 | 9 | 名古屋 |
3位 | ミキッチ | 9 | 広島 |
画像: https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2015/12/GettyImages-496696956.jpg
元日本代表の太田宏介はプロ開始当初は不慣れなセンターバックで起用されてましたが、左サイドバックで起用されるとアシストを量産していきました。特に2015年はFC東京でプレースキッカーも務めアシスト王を獲得しました。2016-2017年はオランダのフィテッセに移籍しレギュラーとして活躍を続けてましたが、2018年にフィテッセから強く慰留される中で再びFC東京へ移籍しました。
■2014シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 遠藤 保仁 | 14 | G大阪 |
2位 | 中村 憲剛 | 13 | 川崎フロンターレ |
3位 | 柏木 陽介 | 12 | 浦和 |
画像:https://blog.goo.ne.jp/tenra77/e/5df31059f61b9023b824f3cc94d80c1e
3度のW杯(2006・2010・2014年)に出場した元日本代表の遠藤保仁は2001年から20年間ガンバ大阪に所属し、常に中心選手として活躍しました。なかでも2014年はガンバ大阪が1部昇格後(2013年にJ2降格)のシーズンで、国内三冠を達成し、自身はMVP&アシスト王と歴史に残るシーズンを過ごしました。
2021年は出場機会を求めてジュビロ磐田にローン移籍しました(2022年に完全移籍)。
■2013シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 柏木 陽介 | 12 | 浦和 |
2位 | 田中 順也 | 11 | 柏 |
2位 | レナト | 11 | 川崎フロンターレ |
3位 | 長谷川 アーリアジャスール | 10 | F東京 |
3位 | 高萩 洋次郎 | 10 | 広島 |
画像:https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/12/21/kiji/K20131221007242930.html
田中順也は順天堂大学から2010年に柏レイソルに加入しました。左足からの豪快なシュートを武器とし(小学生時代はアドリアーノとう異名があったそう)、2013年は11得点11アシストと結果を残しました。2014年にポルトガルのスポルティングCPに移籍し、違約金が6,000万ユーロ(約83億円)と日本だけでなくヨーロッパでも話題になりました。
■2012シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 中村 憲剛 | 13 | 川崎フロンターレ |
2位 | 高萩 洋次郎 | 12 | 広島 |
3位 | 梁 勇基 | 10 | 仙台 |
画像:https://web.gekisaka.jp/photonews/photolist?news_id=147898&photo_no=2
高萩洋次郎はサンフレッチェ広島では初の「プロ高校生Jリーガー」としてデビューし、2003年から2014年まで所属しました。はじめのころは中々結果を残せませんでしたが、2012年はリーグ戦全試合出場、12アシストを記録し、サンフレッチェ広島のリーグ初優勝に大きく貢献しました。高萩洋次郎といえばKリーグ(韓国)のFCソウルでもプレーしたことで知られており、Kリーグ優勝だけでなく、韓国FAカップでは日本人史上初の大会MVPを獲得しました。
以上
各リーグアシストランキング
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