2022年1月23日 作成
2023年12月5日 更新
■はじめに
本記事では2012年以降のJ2(Jリーグ)の歴代アシストランキングTOP3をまとめてみました。
多くのゴールを演出してきた名選手をあらためて確認しましょう。
■2023シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 鈴木 雄斗 | 10 | 磐田 |
1位 | 乾 貴士 | 10 | 清水 |
2位 | 平川 怜 | 9 | 熊本 |
2位 | 佐藤 亮 | 9 | 群馬 |
2位 | 武田 英寿 | 9 | 水戸 |
3位 | 久保 藤次郎 | 8 | 藤枝 |
3位 | 横山 暁之 | 8 | 藤枝 |
鈴木雄斗は2012年に水戸からプレデビューを果たしました。その後、山形、川崎、G大阪、松本などローン移籍を含みながら複数のクラブを渡り、2021年にジュビロ磐田に加入しました。ジュビロ磐田では中心選手として活躍しこれまで100試合以上を出場しています。2023年はJ2アシスト王の個人タイトルとともに、ジュビロ磐田を1年でのJ1昇格に貢献しました。
■2022シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 河原 創 | 12 | 熊本 |
2位 | 長谷川 竜也 | 11 | 横浜FC |
2位 | 伊藤 涼太郎 | 11 | 新潟 |
3位 | 河野 諒祐 | 10 | 岡山 |
3位 | 平戸 太貴 | 10 | 町田 |
画像:https://roasso-k.com/img/players/6.jpg
地元熊本県出身のロアッソ熊本所属の河原創(かわはらそう)が24歳になる今シーズンにJ2アシスト王を獲得、チームのリーグ4位に貢献しました。2021年からロアッソ熊本のチームキャプテンを務めており、キャプテンとしてチームを引っ張る中で個人タイトルを手にしました。
■2021シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 高木 善朗 | 14 | 新潟 |
2位 | ピーター・ウタカ | 10 | 京都 |
2位 | 毎熊 晟矢 | 10 | 長崎 |
2位 | 吉尾 海夏 | 10 | 町田 |
3位 | 荒木 翔 | 9 | 甲府 |
3位 | 風間 宏矢 | 9 | 琉球 |
画像:https://www.albirex.co.jp/news/60251/
高木善朗はアルビレックス新潟に2018年から所属しており、常にチームの中心選手として活躍し、2021年は10ゴール14アシストと結果を残しました。シーズン終了後は他チームへの移籍の話もある中で契約を更新しました。ちなみに、2011~2013年はオランダのユトレヒトでのプレー経験があります。
■2020シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | エミル サロモンソン | 10 | 福岡 |
2位 | 藤田 征也 | 9 | 徳島 |
3位 | 大前 元紀 | 8 | 群馬 |
3位 | 明本 考浩 | 8 | 栃木 |
3位 | 福森 健太 | 8 | 北九州 |
3位 | 福村 貴幸 | 8 | 東京V |
画像:https://news.yahoo.co.jp/articles/2ddec23e4fe3c6faf17b61daff5f54ab15f1289b
元スウェーデン代表SBのエミル サロモンソンは2019年にスウェーデンのIFKヨーテボリからサンフレッチェ広島に移籍し、日本でのプレーをスタートさせました。アビスパ福岡には2020年に加入し、いきなりリーグ1位の10アシストでJ1昇格に貢献しました。残念ながら2021年終了後にIFKヨーテボリに戻りましたが、サポーターの記憶に残る選手となりました。
■2019シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | クリスティアーノ | 18 | 柏 |
2位 | 野村 直輝 | 12 | 徳島 |
3位 | 瀬川 祐輔 | 11 | 柏 |
画像:https://www.jleague.jp/monthly_awards/2019/11/bestgoal/j2.html
ブラジル人のクリスティアーノは2015~2021年の7シーズン半(2016年前半はヴァンフォーレ甲府に所属)に渡り柏レイソルで活躍しました。2019年はJ2でのプレーとなりましたが、クリスティアーノは19得点(リーグ5位)18アシスト(リーグ1位)とJ2優勝に貢献しました。2021年は故障も多く思うような活躍を残せず、翌年にV・ファーレン長崎に移籍しました。
■2018シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 平戸 太貴 | 17 | 町田 |
2位 | レアンドロ・ドミンゲス | 14 | 横浜FC |
3位 | 田中 達也 | 12 | 熊本 |
画像:https://lifepicture.co.jp/labo/archives/24452
平戸太貴は2016年にユースから昇格する形で鹿島アントラーズでプロ生活を開始しました。しかしながら、選手層の厚い鹿島ではなかなか出場機会が得られない中、2017~2018年にローン移籍で加入した町田ゼルビアでプレー。2018年は8得点17アシストおよび8月のJ2月間MVP獲得とブレイクしましました。2019年は鹿島に復帰するも出場機会が少なく、2019年8月に町田に完全移籍しました。
■2017シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | ガブリエル・シャビエル | 14 | 名古屋 |
2位 | 駒野 友一 | 10 | 福岡 |
3位 | 古橋 亨梧 | 9 | 岐阜 |
3位 | 馬渡 和彰 | 9 | 徳島 |
画像:https://www.jleague.jp/stats/2017/mvp/j2_2017_08.html
ガブリエル・シャビエルは2017~2021年に名古屋グランパスに在籍し、そのプレースタイルから「まるでピッチに魔法をかけている」と評されました。2017年はシーズン後半からのプレーにもかかわらず、7ゴール14アシストと大活躍し、クラブのJ1再昇格に貢献しました。
■2016シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 瀬川 祐輔 | 11 | 群馬 |
1位 | エスクデロ 競飛王 | 11 | 京都 |
2位 | 福森 晃斗 | 10 | 札幌 |
2位 | 鄭 大世 | 10 | 清水 |
2位 | 伊藤 大介 | 10 | 岡山 |
2位 | 片山 瑛一 | 10 | 岡山 |
2位 | 福満 隆貴 | 10 | 山口 |
3位 | 船山 貴之 | 9 | 千葉 |
3位 | 工藤 浩平 | 9 | 松本 |
3位 | 高木 和正 | 9 | 讃岐 |
画像:https://sp.soccer.findfriends.jp/?pid=game_info_special_topic&id=33247
瀬川祐輔は明治大学在学時にオファーがなく、企業へ就職予定でしたが卒業直前にザスパクサツ群馬からオファーを受けて2016年にプロとなりました。初年度から中心選手として活躍し、42試合で13得点11アシストと数字を残しました。翌シーズンはJ1大宮アルディージャへ個人昇格となる完全移籍を果たしました。
■2015シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 高地 系治 | 11 | 岐阜 |
1位 | 兵働 昭弘 | 11 | 大分 |
2位 | パク・ヒョンジン | 8 | 栃木 |
2位 | 他5名 | 8 | |
3位 | 渡邉 大剛 | 7 | 大宮 |
3位 | 他7名 | 7 |
画像:https://store.shopping.yahoo.co.jp/jambalaya/15j2fg-06.html#&gid=itemImage&pid=1
高地系治は埼玉県立大宮東高校を卒業後にブラジルの複数クラブを渡り歩き、2001年に東京ヴェルディ1969でJリーグデビューしました。FC岐阜にはベテランとなった2014年に加入し、2年目の2015年はJ2アシスト王を獲得しました。2016年はキャプテンに就任しましたが、クラブが若返りの方針としていたため契約満了となりました。
■2014シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 永木 亮太 | 11 | 湘南 |
2位 | 中村 太亮 | 10 | 千葉 |
2位 | 三竿 雄斗 | 10 | 湘南 |
2位 | 岩上 祐三 | 10 | 松本 |
3位 | 上田 康太 | 9 | 岡山 |
画像:https://www.footballchannel.jp/2014/03/01/post28755/
川崎フロンターレユース出身の永木亮太 は中央大学を経て2010年に湘南ベルマーレに加入しました。1年目からレギュラーとなり、2013年のJ1昇格に貢献しました(残念ながら1年で降格)。2014年は2カ月の負傷離脱がありながらも11アシストを記録し、再びJ1昇格に貢献。毎年J1クラブからの獲得オファーがある中、湘南ベルマーレに残留し続けましたが、2015年に鹿島アントラーズに移籍しました。
■2013シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 二川 孝広 | 14 | G大阪 |
1位 | 遠藤 保仁 | 14 | G大阪 |
1位 | クリスティアーノ | 14 | 栃木 |
2位 | 米倉 恒貴 | 11 | 千葉 |
3位 | 横谷 繁 | 10 | 京都 |
画像:https://www.footballchannel.jp/2013/10/27/post10114/
G大阪生え抜きの二川孝広は1999~2018年までG大阪に在籍しました(2019年からはFCティア枚方に移籍)。このうち2013年はクラブ史上初のJ2でのプレーとなり、若手選手が起用される中、レギュラーとして出場し続けてJ2優勝=J1昇格に貢献しました。また、2014年はスーパーサブとして昇格直後のG大阪三冠に貢献しました。
■2012シーズン
順位 | 選手名 | アシスト数 | チーム |
---|---|---|---|
1位 | 兵働 昭弘 | 13 | 千葉 |
2位 | 石神 直哉 | 12 | 大分 |
3位 | 永木 亮太 | 11 | 湘南 |
画像:https://twitter.com/jef_united/status/1059626974899892225/photo/1
兵働昭弘は2005年に清水エスパルスでプロデビューした後に、引退する2018年まで多くのクラブで活躍した選手です(清水→柏→千葉→大分→水戸→甲府→清水)。ジェフユナイテッド千葉には2012年にローン移籍で加入し、J2アシスト王になる活躍を見せて、そのまま完全移籍となりました。引退後はクラブスタッフとして清水エスパルスに残りました。
以上
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